第683話 『交響曲第1番』 セッポ・ポヒョラ

 一筋縄では、言えない(ゆかない)な、この交響曲は。


 最初は、やましんには、さっぱり聞こえない小さな音から始まり、やがて、フィンランド的な旋律が聞こえ、や、よい雰囲気だなあ、と、思っていると、突然、べー先生の第9交響曲から、かの有名な主題が現れるのだあ❗


 あらら、と、思っていたら、日本の盆踊りを基盤にしたような、いやいや、やはり、フィンランドのキリスト教伝来以前に遡るかのような、古代的大大河ドラマ、戦争編みたいになるのであります。


 むむむ、なんだろう、これは。


 で、第2部分は(楽章とは書かれていないです。)しばらく、しずかに、じゅわじゅわに進みますが、これまた、途中から、様子が変わり、また、荒々しくなります。


 でも、第3部分に入ると、また、じゅわじゅわになる…………と、思わせといて、攻撃が来るのだあ❗


 最後第4部分は、活動的にやって来ます。


 鳴り物入りで、はで目。


 ただ、どういう、構造なのかが、つかめないな。


 うーん。


 まずは、よくご存じのかたは別ですが、何回か聴くしかない。


 最後は、お祭りのなかで、終わります。


 セッポ・ポヒョラ先生は、1965年のお生まれでありますから、やましんより、大分若い世代。もちろん、現役。


 先生は、大物ばかり、コルテカンガスさま、コスケリンさま、ハイニネンさま、ヨキネンさま。


 この、交響曲は、2002年の作品で、あります。


 つまり、21世紀の音楽なのだ。


 CDは、アルバレーベルから、発売されています。(ABCD 339)


 ピンク色の、美しい、しかし、幻想的なデザインが、たいへん、素敵❗



・・・・・・・うつ  🍑 🍑 ⭕  🍑  うつ・・・・・・・




 

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