第666話 『かやの木山の』 山田耕筰

 もうひとつ、日本歌曲の傑作を。


 詞は北原白秋先生。


 1922年、雑誌『詩と音楽』第1号で発表された作品。


 この曲の凄さは、この一作の中に、ながーい、かやの木の生活が、それにからむ、姿を表さないひとの生活といっしょに、すっかりと、織り込まれていること。(おばさがでてきますが。)


 どこか、オペラのアリアのような語り口が、たいへんに素晴らしいこと。


 なお、やましんは、なにが、かや、なのか、さっぱりとわかりません。


 『赤とんぼ』だけが、山田耕筰先生(1886~1965)では、ありません。はい。




・・・・・・・うつ  🌲 うつ・・・・・・・・・・


 


 

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