第599話 『ラプソディー第1番ロ短調』 ブラームス

 1879年に書かれた、ふたつのラプソディーのひとつ。


 ブラームス先生は、まだ、46歳でしたから、今から見れば、まだ、若造の範囲なのですが、当時は、50歳が近くなると、一区切りみたいな時代です。


 だいたい、やましんが就職するころは、まだ、55歳定年が主流で、60歳定年が努力義務になったのは、1986年で、60歳未満の定年が禁止になったのは、1994年です。


 2013年4月からは、希望者全員65歳までの雇用が義務化されました。


 健康で生きていられる時間が、長くなってきているわけです。


 しかし、個人差はありまして、やましんは、58歳で引退し、引きこもっております。


 信長さんは、じんせー、50年〰️〰️〰️ん。と、謳ったそうな。


 もちろん、子どもたちの死亡率が、ぐんと、下がったことも、大きいでしょう。


 なぜ、働くのか?


 これは、大きな問題です。


 経済学や、哲学を巻き込む大問題です。


 基本的に、やましんは、人間は、生きることのプロ、だと思ってまして、生きていることが、仕事で、その、プロなのです。


 いわゆる仕事は、収入を得るためのひとつの、手段なのです。


 したがって、自決は、自己退職です。


 ま、これは、社会の常識とは、折り合わないわけです。


 また、うまく、行っているわけでもないです。


 さて、ブラームス先生、かなり、暗い、思索的なラプソディーです。


 ブラームス先生は、ピアノの名手でしたが、ピアノは、ブラームス先生には、小さすぎたかも知れません。


 はみ出してしまう。


 しかし、この作品は、ピアノの範囲によくはまっております傑作であります。


 うつうつ状態でもあり、また、どこか、『まあ、聞いてなさい。』と、ブラムス先生に、じかに慰めてもらってる雰囲気もあります。





・・・・・・・うつ   🌬️ ☂️ 😷  うつ・・・・・・・・・・・・・・・ 


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