第600話 『6つのドイツ舞曲 K.600』 モーツァルト 


 これは、『うつうつ』ではなくて、『うきうき』です。


 第600回の記念バージョンのつもりです。


 1791年1月29日の日付がある作品。


 作品番号が600を越えるようなかたは、べつに、モーツァルト先生だけなわけではないのですが、気軽に、ぽん、と、CDが出てくるところは、やはり、モーツァルト先生が格別(別格)です。


 でも、さすがのモーツァルトさんも、後から付けられた番号ではありますが、K.626番が最後で、言うまでもなく、それは、『レクイエムニ短調』です。


 なので、この、次は使えないわけです。


 この種の作品は、需要が高かったらしく、モーツァルトさんも、生涯に渡って、沢山書いていますし、後輩ベートーベン先生にもあります。


 こうした、ダンス音楽は、やがて、ウィンナワルツなどに、進化して行くのだと。


 第5番は『カナリア』と呼ばれます。


 最後第6番に向かって、だんだんと盛り上がって、華やかに終わります。


 もともと、K.602とK.605と合わせて、『12のドイツ舞曲』として、出版された由。


 ただし、実は12曲ではなくて、13曲ありますが、切りがわるいせいかどうかわかりませんが、12とされていたようです。 


 おまけ、いっこ、かもしれません。



・・・・・・・・うつ  💃  🕺  うつ・・・・・・・・・・・・



 

   

 


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