第582話 『泉のほとりの妖精』『夏の朝』『秋の朝』『森の精』『夜の海辺にて』 カスキ
ヘイノ・カスキ先生(1885~1957)につきましては、まえに、『フルート・ソナタ』について、かかせていただいたのでありますが、久しぶりの登場であります。
相変わらず、ご本人がご自分の代表曲と考えていたとされる、『交響曲ロ短調』(1919年初演)は、まだ、CDの姿も現れずで、ネット上では、流されていますが、なかなか、本格的に、実体を見せない状況であります。
たいへんに、よい、旋律をもつだけに、もったいないのですけれど。
これは、やましんが生きているうちに、紹介されれば、いいなあ、と、思います。
で、うっとうしい、梅雨の夜には、カスキ先生のピアノ曲など、いかが?
こちらも、舘野泉先生の録音で、聞くことができます。
標題には、とりあえず、曲名を並べてみただけです。
舘野さまの紹介のおかげで、もしかしたら、フィンランドより、日本でのほうが、カスキ先生のピアノ曲が、親しまれてきたかもしれないです。
一番よく知られるのは、間違いなく『夜の海辺にて』でありまして、これは、じゅわじゅわの、癒し度もかなり高い名作。(個人差あります。)国内版の楽譜も出ておりました。
しかし、むかし、お友だちに、ずいぶん、宣伝したけれど、あまり、よい反応が帰ってこない。
音楽に関する感性は、ひとさまざまですし、また、いつも、同じであるとも限らず、年月のなかで、変化することもありますでしょう。
カスキ先生には、『交響曲』以外の管弦楽作品もあるけれど、なかなか、紹介されません。
お力のあるどなたさまか、対人恐怖のやましんにも聴くことができるように、できれば、CDとかに、ならないもので、ありましょうか?
ネットでは、なかなか、よい音にならないし。(ハイ・レゾなんとかは、費用がかさむようだし、なあ、……… )
オーディオの世界は、投入できる財政に大きな余裕がないと、あまり、音は、変わらないですけれど。
お店などで、お金のかかった、良い機械で聞くと、別世界です。
それは、宇宙旅行みたいなものです。
* ALBAレーベルからは、ヤンネ・メルタネンさまのカスキピアノ曲集のCDが出ております。
・・・・・・・うつ 🌊 🏖️ うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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