第570話 『交響曲第6番』 カール・ニルセン
《『うきうき』にも、登場しておりますが、『うきうき』にして、『うつうつ』なのであります。はい。😃💦》
デンマークには、ニルセン先生という作曲家さまは、結構いらっしゃるということで、カール・ニルセン先生といたしましたが、一般的に、一番有名な、ニルセン先生であります。
フィンランドのシベリウス先生と、同じ、1865年のお生まれで、交響曲6曲、ヴァイオリン協奏曲、フルート協奏曲、クラリネット協奏曲、たくさんの歌曲、ピアノ曲、オルガン曲、弦楽四重奏曲、歌劇、劇場音楽、合唱曲…
あらゆる分野にわたって、たくさんの名作を残した、北欧の大作曲家さまであります。(1865~1931)
交響曲は、シベリウス先生と、あたかも、競いあうように、同じようなペースで、シベ先生の7曲に対して、6曲残しました。
これが、最後の交響曲で、しかも、たいへん、ユニークなさくひんであります。
あまり、どわあ〰️〰️〰️〰️❗と、いうような、交響曲を期待して聞くと、肩透かしい
〰️〰️〰️〰️⁉️に、なるかも。
いくらか、ひとをくったような、雰囲気さえ感じられる、大変に面白い交響曲です。
しかし、やましん、個人ごとではございますが、学生時代に、たしか、銀座の、有名楽器やさんのレコード売り場で買ったレコードで、この曲を初めて聞きました。
ターンアバウトレーベルの、LPでありまして、このレーベルは、それこそ、ひとをくったような、ジャケットの絵が、大変にユニークなことで、知られておりまして、いまも、ちゅうこやさんで、わりと見ます。
なかには、行きすぎなような、笑ってしまうようなのもありまして、このレコードも、ニルセン先生と、シベリウス先生の組み合わせで、お二人の似顔絵が描かれておりますが、しべ先生は、ワイングラスを握ってたような。(レコードが、出てきました。逆になってました。帽子をかぶって、ワイングラスらしきをさしだしているのは、ニルセン先生で、よくみると、鳥さんです。シベリウス先生は、ヴァイオリンを、かかえています。やましんの、記憶なんて、いい加減なものです。ターンアバウト TV 3418 2S)
しべ先生は、かなり、おお酒飲みだったので、まあ、そこ、知った上で書いたんでしょう。
これ、古いわりには、なかなか、良い音で録れてまして、演奏も、楽しい。
たしか、ステレオ盤と、モノラル盤とがあったんじゃなかったかなあ、とも、思いますが、すぐには、はっきりしません。
むかしは、両方でることが、ありました。
それから、オーレ・シュミットさま指揮の、世界初、交響曲全曲録音がでたので、買いたかったけど、国内盤も、まあ、高い高い。(国内盤のほうが、通常高い。)
学生に、すいすいと買えるようなものではなく、ゆびをしゃぶってるうちに、見なくなりました。
しかし、やがて、CDというものが登場し、この全集も、再度、発売されました。(ユニコーン・カンチャナレーベル)
すでに、就職していましたから、さて、どこで買ったか覚えてないですが、やっと、6曲、全曲聞くことができたわけです。
オーレ・シュミットさまの全集のCDは、現在は、他のレーベルから、出ていたような。
ただ、当時は、ニルセン先生の『交響曲全集』は、ほかにはなかったのですが、いまは、違いまして、選択肢が、ぐっと、広がっております。
ニルセン先生の交響曲では、やはり、4番、5番が名高いので、まだ、お聞きでないかたは、まずは、そちらから聞くのが、やはり、良いか、とは、思いますが、やましんは、4番の次に聞いて、うまく、はまったのでありました。 🙍💨⤵️
まあ、好き好きなんであります。
音楽といふものは。
1924年から、25年に、書かれた作品。
全体は、よっつにわかれています。
『シンフォニア・センプリーチェ』、と、呼ばれておりまして、『素朴な交響曲』とか、かもしれませんが、先ほど書かせていただきましたように、その言葉自体が、多少、皮肉にあたるかもしれない、なかなかどうして、かなり、したたかな、新鮮かつ、ちょっとひねた、交響曲です。
最後も、フルート協奏曲も、そうなんですが、さいごっぺ、しながら、ぶ〰️〰️、と、終わるのです。
雄大に、永遠の中に、深く響きながら終わる、シベリウス先生の『交響曲第7番』とは、対照的なのが、すっごく、興味深いのです。
その、不可思議さが、かなり、『うつうつ』なのであります。はい。
・・・・・・・・うつ 🍸 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
💨 ぶー
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