第543話 『ヴァイオリン協奏曲ハ短調』 ヘイノ・エッレル

 ヘイノ・エッレルさま(1887~1970)は、現代エストニアの、草分け的作曲家さま。


 1920年、セント・ペテルスブルグで学び、その後、教育にたずさわり、生徒には、エドワルト・トゥービンさま、アルヴォ・ペルトさまがいらっしゃいました。


 交響曲が3曲。


 交響詩、5曲。


 弦楽四重奏曲が5曲。


 そのほか、ピアノ曲や、ヴァイオリン、チェロの作品など。


 そうして、この、ヴァイオリン協奏曲。


 1933年から、34年に掛けて作曲され、1963年から64年に完成バージョンが作られたとのこと。


 1965年に初演。


 ハ短調と、調性を歌っておりますが、全体的に、劇的なぶぶんと、ダンス的なぶぶんと、じゅんわりした、叙情的なぶぶんと、なかなか、聞かせます。


 あまり、大々的にではないが、民族性を匂わせるところもありますが、やり過ぎないのがむしろ、良い感じです。


 全体が通して演奏されまして、20分弱というところです。


 あまり、よく、知られているとは、言えないかもしれませんが、これは、良い音楽ですなあ。うんうん。すばらし!


 べつに、うつうつ、音楽ではないですが、なかなか、癒し力もあり。(個人差あります。)


 やましんが、聞いてるのは、『ANTES EDITION』 レーベルのCDであります。


 この、CDには、あと、交響詩5曲がはいっておりまして、これが、なかなか、じゅんわりした、癒し度の高い作品なので、ほっとけない。次回!



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