第512話 『ヴァイオリン協奏曲』 クニッペル

 レフ・クニッペル先生(1898~1974)は、『レアオン詩編集』の、第1回に登場した『交響曲第4番(コムソモール戦士の歌)』が、いろいろありますが、なにしろ、『ポーリュシカ・ポーレ』の原典というかんじで、有名。(ただし、歌詞の内容が、現代的でないせいか、あまり、ロシアでも人気なく、めったに聞けない交響曲』。


 その、クニッペル先生の、ヴァイオリン協奏曲。


 1943年の作品ということで、ジダーノフ批判が始まる(1948年~1958年)ちょっと、前。


 歌詞が入らないほうが、クニッペル先生本来の良いところが出ている感じもいたしまして、つまり、冒頭あたりは、バルトーク先生の影響があるんじゃないかしら?


 と、思いながら、かなり、全体的に、じゅわじゅわ感がありまして、そこが、良いです。


 第2楽章は、さらに、癒し度たかし。(個人差あります。)


 ショスタコーヴィチ先生のような攻撃性はあまりなく、無理はしない。


 逆にいえば、刺激は少なめ。


 そこが、良いこともあります。


 やましん、職場の退職者会に、『やましん、も、だめ…………』


 と、申あげましたが、いつでも、空間分裂しそう。


 お医者さまからは、呼吸法についての助言もいただきますが、襲ってくるものは、来るのだ‼️


 意味不明の、恐怖!

 

 こあ〰️〰️〰️〰️い、夢🌛✨❗🦖 👻



 まあ、あまり、じゅわじゅわすぎると、却って、世をはかなんでしまいますので、意外と、クニッペル先生くらいが、良いかもしれないです。


 こちらは、わりと、最近、CDが出ておりました。『ノーザーンフラワーズ NF/PMA 9975』(交響曲第8番とペア。)


 なお、クニッペル先生、GPU(秘密警察)の、エージェントだったとか?


 なかなか、命懸けの、難しい時代に生きていた方ですが、やましんに重要なのは、音楽そのもの。


 しかし、大阪万博の(1970年)あとまで、生きていた方ですから、同時代を生きたともいえるわけです。


 ジダーノフ批判の中心人物だった、フレンニコフ先生は、ソ連崩壊後も活躍し、ほんの少し前まで、ご健在でした。(1917~2007)


 世の中、難しいです。


 ひとは、ひとに対して、職務上ならば、ほんとに、冷酷になることが、可能なわけです。


 でなければ、社会は成り立たないか。


 


 


 


・・・・・・・・うつ  😩  😢 😢⤵️⤵️ うつ・・・・・・・・


 


 



 

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