第497話 『弦楽のための交響曲 作品73の A B C D』 ホルンボー

 ヴァウン・ホルンボー先生(1909~1996)は、デンマークの作曲家さま。


 カール・ニルセン先生(1865~1931)の次の時代の大物さん。


 あ、ランゴー先生を、忘れてはなりません。


 ランゴー先生(1893~1952)は、ちょっとだけ(二回ほど)登場しておりますが、また、そちらは、ぼつぼつ行くとして、まずは、ホルンボー先生。


 フル・オケの交響曲は、13曲ありまして、なかなか全部聞こう❗というのは、たいへんですが、弦楽のための交響曲は、4曲で、CD1枚分です。


すっと、聞けてしまう方もありますでしょうけれど、やましんは、なにごとも、時間がかかるのが普通です。


 なので、この4曲も、ちょっと、何回か聞き直しが必要でありまして、つまり、多少の、慣れが必要かもしれないのですが、少しずつ、聞きやすくは、なります。(まあ、普通、なんでも、そうですね。)


 すると、わりかし、じゅわじゅわな、良い音楽です。


 不協和音が、手に負えない叫びをあげる種類の作品ではありません。


 お昼寝するのにも、まあ、気持ち良い。


 もちろん、夜中も、オッケーです。


 1957年から、1962年にかけて、書かれた作品であります。


 手元のCDは、4曲順番に聞くことができる、(つまり、当たり前の)CDと、シャッフルして、違う構成で、聞くのとが、用意されております。(カイロス『Chairos』と呼ばれると……ふにゃ?わからなくなってきましたなあ。)


 1番から3番は、一楽章にまとまっていて(ここでは仮に①②③)、4番には、ヴァイオリンとチェロのソロが入りますが、④プレリュード、⑤インタールード1、⑥インタールードⅡ、⑦後奏、に別れております。


 『カイロス』では、これを④→①→⑤→②→⑥→③→⑦のように組み合わせるのだ! ・・・・と。


『『Chairos』とは、時間のことである。』


 と、ホルンボー先生がおしゃっているとのことからみて、これは、ギリシア神話の時間の神様『クロノス』さまのことから来ているようでありまして、ただし、農耕の神様の『クロノス』さまとは、別の神様であります。


 ホルンボー先生は、この『時間』というものを、音楽でもって哲学しているのだということで、ありましょうが、興味のある方は、CDの解説を、どぞ!(DACAPO 8,226017-18)何やらむつかしい、やましんには、なに書いてるんだか、よくわからないのであります。


 むかし『時間よーとまれ!』という、セリフで、大人気となったドラマがございました。


 やましんも、よく見たものです。


 しかし、時間はとまらない。


 起こったことは、なくならない。


 それを、なかったことにしたり、順番を変えたり、できるのは、政治家さまと高級官僚さまと、お金持ちさまなど、権力者さまだけであります。(あ、すみません。お詫びいたします。そうとも、限りません。)


 古事記や日本書紀にも、書かれなかった事実とか、事実と違う事とかも、ある・・・と、言われるわけであります。


 (たとえば、いくらか、オカルト風なお話になると、これはもう、根拠はわかりませんが、ヤマト政権は、卑弥呼さまのことも、実はちゃんと知っていて、でも、明記しなかったんではないか・・・・とか・・・。大変、興味ありますね。ただ、証明しにくいだろうなあ。)


 吉良さまが、悪者だとは、限らないとも、言われるわけです。(このあたりは、解釈の問題かも。)


 やましんが、だめにんげんとはかぎらない・・・:いや、これは、かわらないようです。そう、変わらない事もありますよね。


 千年後に、やましんのお話が残っている、ということは、なさそうですし。




 

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