第416話 『ハンガリー狂詩曲(管弦楽版)』 リスト

 ピアノ版の『ハンガリー狂詩曲』は、先に15曲、あとから、5曲追加されたようですが、リスト先生が、フランツ・ドップラー先生の協力を得て、管弦楽版を作成したのは、6曲だったそうであります。


 管弦楽版と、ピアノ版の対応は、手元のCDによれば、こうです。


 1 - 14


 2 - 2


  3 - 6


  4 - 12


  5 - 5


  6 - 9


 ついでに、フランツ・ドップラー先生といえば、フルート吹きには、いや、日本人には、『ハンガリー田園幻想曲』という、不滅の作品が名高いです。


 なんせ、ハンガリー本国は、おいておくとして、世界中でこの曲が一番流行ったのは、日本だからでありますが。


 それは、ともかく、この、『ハンガリー狂詩曲』の、華やかな側面と、哀愁漂う風情は、いかにも、日本人好みの音楽です。


 むかしの映画『オーケストラの少女』でも、ストコフスキ先生指揮で、『第2番』が、聞かれたような覚えがございます。


 この映画は、やましんには、じつは、失恋がらみの、トラウマ映画でもありまして、DVDがすぐ目の前にございますが、長く、上映しておりません。


 息苦しくて、みること、あたわずです。


 え、『第3番』も、有名です。


 やましん個人的には、こちらが好き。


 4.5.6番は、ちょっと、しぶくはなりますが、音楽の密度は、むしろ、高まる感じ。


 『第4番』の、透明感は、すばらし!


 全体的、こりゃ、『うきうき』だろ!


 と、おっしゃいます向きもあろうかと、思いますが、じゅわじゅわな、哀愁感を重視して、『うつうつ』当選と、いたしました。


 やましんが、聞いているのは、アナトール・フィストラーリさま指揮の、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィルの母体)の演奏であります。




 ・・・・・・・うつ 💃 💃 💃 うつ・・・・・・・・・・・・・


 


 






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