第356話 『蚤のうた』 ベートーヴェン / ムソルグスキー
歳末特集ではない、普通版です。
どこさ、違うだべか?
そりゃ、字数が違います。
さて、このお歌のテキストは、もちろん、ゲーテ先生の『ファウスト』悲劇第1部。『ライプツィヒのアウエルバッハの酒場』で、メフィストフェレスさんが歌うお歌。
だいたい、学生時代に読んだ記憶(その文庫本は、いま、目の前に来てもらっていますが、いやあ、しばらく見ない間に、ずいぶん、年を取りましたね。すっかり、古本さんです。)によれば、あのお話しのなかで、最も客観的にして、現代的な存在は、メフィストさんであったようなきがいたします。
むかしむかし、おうさまが、のみを大変寵愛し、豪華な衣装を着せ、高い位を与え、もう、まわりは痒くて仕方がないのに、みな、がまんしてる。
おれなら、すぐ、つぶしてやるぜ!
と、メフィストフェレスさんが豪語するのです。
ベートーヴェン先生の曲は、作品75の第3番にあります。
ムソルグスキー先生は、ロシア語訳に、へへへへ、とか、ちょっと気持ちよくない下品な笑い声を追加してるのが特徴。
本来はアルト歌手のために書いたのですが、いまは、バスで歌うのが主流。
さて、どちらが、お好きですか?
いずれ、劣らぬ傑作ですよ!
『あいつのことだろ!』
と、お互い、おもうひとが、ひとりくらいは、いるものであります。
酒場で大声で話してると、となりの部屋にご本人がいたりするものです。
あら、そんな、ニュース映像が…………
・・・・・・・うつ 👁️🗨️ 👁️🗨️ 👁️🗨️ うつ・・・・・・・・
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