第335話 『小組曲作品1』 カール・ニルセン

 なんだか、うっとおしい夜ですなあ。


 気温がグッと下がってきてます。


 やましんの気分は、果てしなく低下してます。


 再起不能みたいな夜ですなあ。


 福祉先進地域の北欧でさえも、秋になると自殺希望者の増加があるらしく聞いたのは、ずいぶん前のことですが、現在はどうなのでしょうか。


 映画『未来惑星ザルドス』では、死ねない苦しみで心を病んでしまた人びとが描かれていました。


 あの作品に使われたのは、ベートーベン先生の『交響曲第7番』の第2楽章でしたね。


 食糧危機に陥った、恐ろしい近未来を描いた映画『ソイレントグリーン』では、同じくベー先生の、『交響曲第6番』が使われておりました。


 さすが、ベートーベン先生。


 未来にも、やはり、生き残るらしいです。


 メンデルスゾーン先生の合唱曲で、『明日をも知れねわがいのち………』と、歌っていたのは、20年くらい前かしら。


 あの頃より、ずっと危なくなてますな。


 こういう晩は、音楽に限ります。


 この曲は、ニルセン先生の『作品番号第1番』を与えられている作品ですが、なかなか、しんみりとした、うつうつな良い音楽です。


 3楽章形式の弦楽合奏曲ですが、小型弦楽セレナーデというかんじです。


 しかし、最終第3楽章など、いかにも、その後の交響曲作家の側面を見せる、突っ込みの鋭い音楽。


 なぜだか、レハール先生の、『メリーウィドウ』の『ヴィリアの歌』を思い浮かべさせる伏線が感じられるのは、つまり、なぜ?


 1888年の作品。


 『メリーウィドウ』は、1905年の初演ですから、パクったなら、レハール先生のほうになる。


 たまたま、そっくりな旋律線が現れるのでしょうけれども、聞き直しても、確かにそれらしき、あり。


 さて、お薬を入れますか?


 ただし、適量をですが。


 寝ると、悪夢がやってくる。


 困った😖💦ものです。


 

 



 ・・・・・・・うつ 🧚‍♀️ 🧚‍♂️ うつ・・・・・・・・・・・・・・・・




 



 


 

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