第264話 『ピアノ三重奏曲ト短調 Hob.xv-19』 ヨーゼフ・ハイドン

 大ハイドン先生のピアノ三重奏曲。


 この分野でも、ハイドン先生は、大量の作品を残しているようですが、あまり、一般で盛んに聴かれる感じではないでしょう。


 だいたい、ハイドン先生が短調の作品を書くこと自体が少ないので、これは、ちょっと異色の作品らしいんです。


 でも、1794年に、ロンドンで出版されたと言うことで、ハイドン先生円熟期の一作。


 ちょっと、後輩のモーツァルト先生に影響されたような感じもあり。


 終楽章などには、さらに、もひとつ後輩の、ベートーベン先生を思い浮かばせる雰囲気もあり。


 そうした、新しい時代と、ひとつ前の時代が錯綜していた時期だとは思います。


 いずれ、なんだか、とても、じゅわじゅわな雰囲気がある、良いおんがくです。



 機会が来たら、是非、どうぞ。


 Hob.番号は、オランダの学者、ホーボーケンさまによる、整理番号。




 ・・・・・・・うつ  😢😢😢 うつ・・・・・・・・・・・・・

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