第257話 『我が心の歌』 シベリウス

 1898年に書かれた、シベ先生の合唱曲中でも、有数の感動的な静かな傑作。


 歌詞は、アレクシス・キヴィさま。


 亡くなった子供に対する子守歌なのですが、西暦1900年、シベ先生は、伝染病で娘さんのキルスティちゃんを亡くします。


 子供のいないやましんに、なにが分かるのかと言われたら、なんにも言えない。


 まったくそうです。


 期待されたのに、成績が振るわなかった選手さんに、そこを尋ねたら、じゃあ、あなたがやってみなさい、といわれたら、なんにもいえない。


 それでも、ほら、これを聞いて御覧なさい。


 なんだか、涙が出てきそうでしょう?


 そういうもんです。


 だから、音楽は良いものなのです。


 心が伝わるのです。


 この作品のモティ-フには、後年の名高い『ヴァイオリン協奏曲ニ短調』に、そっと使われている(意識的かそうでないかは、わかりませんが・・・)部分があります。




  ********** うつ 😢😢😢 うつ **********








  









  


 



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