第256話 『黒いバラ』 シベリウス
『6つのうた作品36』の1曲め。
シベ先生の歌曲作品中、もっともよく知られた傑作。
人によっては『通俗的』とまでおっしゃるかたもあるくらい、つまりは、『有名』ということですな。
やましんは、そう捉えております。
詞は、エルンスト・ヨセフソン様によるもの。
けっして、分かりやすい詩ではないです。
『悲しみのばらは、夜とおなじように黒いのだ。」
が〆ことば。
これは、マーラー先生の『大地の歌』第1楽章の『生は暗く死もまた暗い』に通ずるところがあるかもしれないです。
それにしても『黒いバラ』というのは、視覚的にも衝撃的です。
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