第243話 『交響的黙示』 石桁真礼生

 石桁さまは日本の作曲家さま(1915~1996)。


 かつて、音楽の教科書か、参考書あたりでお世話になったような気がいたしまして、お名前はとても親しい感じがありましたが、やましんが作品を聴くという機会はなかなかなくて、今回、ころっと、レコード袋(CDなどがたくさん詰まった紙袋で、お家の中にけっこうあります。くらしっくばっかり。まだ、聞いてないのも、かなりあります。で、退職後は、これを聴くのも大きな目標のひとつでありました。)から、新品状態で出てまいりました。お待たせしました。ようやく、あなたの順番が来たのです。


 この作品は、1983年3月に完成した作品で、同年の6月に初演されたとのこと。


 全体は4つの部分から成り立ちますが、すべて切れ目なく、通して演奏されます。


 1『序奏』とⅢ『鎮魂詞』Ⅳ『揺籃』には、ソプラノの独唱が入りますが、Ⅱ『黙示』は、管弦楽だけ。


 詞は、服部芳樹さま。


 ここにでてくる「おまえ」というのは、堕胎した子供のことで、歌っているのは、その母という設定のようであります。


 なので、いささか、深刻な風情があります。


 この作品では、『12音技法』も使われているということでありますが、どこがどうなってるとか、やましんにはわからないです。


 しかし、たとえば、管弦楽だけの部分では、作曲者ご本人はいやがるかもしれませんが、いくらか、弦楽には、シベリウス先生風の扱いも見られ、また、最終部には、どこかマーラー先生の『大地の歌』のような笛も響きもありで、(これは聞く側のシュミの問題。)けっして、しろとには、聞きにくいという音楽ではなく、初めて聴いても、十分じゅわっとくる内容があります。


 40分くらいはかかる、なかなかの大曲ですが、そう長いと感じなかったです。


 そういうわけで、CDも出ておりました。(フォンテックFOCD3249/50)


 こうした、日本の作曲家様による作品も、機会を見てぜひどうぞ。


 大都市近郊にお住まいの方は、ジャパニーズ・クラシックが直に演奏され、それを聞くことが出来る機会も、それ以外の地域に比べて、圧倒的に多いと思いますし、やはり音楽は生が良いですよ。演奏会にも行きましょう! 


 時々、プロの方が失敗したりすると、なんか楽しいです。(こらこら!)


 もとも、やましんは、たくさん人がいるのが怖いので、お外にはあまり出ませんし、長い事、内輪のステージ以外は聞きに行っておりません。(先生のお店でのライブは例外。)電車なども、長い間乗ってないなあ。本当はね、汽車大好きなんですよお。でも、最近は怖いです。すぐに何かの犯人にされちゃいそう。やましんがお外を歩いただけで『やましん不法外出罪』とかに当たりそうだし。


 



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