第222話 『フルート・ソナタロ短調』 J.S.バッハ

 なかなか、演奏至難な難曲にして、西洋音楽史上最高のフルート・ソナタとも言われる名曲です。


 しかし、やましんごときが言うのもなんですが、確かに難しく言えばキリがないとは思いますが、やってみれば、しろとにも演奏可能であります。


 近代、現代の作品には、リズム、音の種類、特殊なテクニック、おっそろしい指の回転とか、ときに、叫んだり、うなったり、そもそも、楽譜になにが書かれているのかが、わからなかったり、まあ、とにかく難しさが多彩で、しろとには、もう、わけが分からない複雑な作品がありまして、頭から無理だ〰️‼️と言わざるを得ない曲がありますが、大バッハ先生のこの作品は、とにかくがんばれば、なんとかなる範囲にあります。


 しかも、歴史上、誰もが認める傑作ですから、やりがいもしっかりあります。


 と、言うのは、アマチュア・フルートふきさん向けのお話し。


 詳細な作曲の状況はよく分からないらしいですが、1720年位の作品ではないかとのこと。


 前にも書きましたが、当時のフルートは、現代の金属製ベーム式フルートとは、かなり別物で、よくまあ、あのシンプルな、筒に穴を開けただけのような楽器で、こんな、けっこうややこしい曲を吹いてたものです。


 もっとも、現代でも、当時の楽器を復元した古楽器で、演奏するかたもたくさんいらっしゃいます。


 ここが、すごいんですなあ。


 もとも、今日、公に現代楽器でこの作品を録音したりすると、評論家の方に、なんで今どき、現代楽器でバッハ録音する意義があるの?とか、雑誌に書かれてしまていたのを、大分前ですが、確か読んだことがあるような気がするのです。


 ま、アマチュアが、気にする必要は、ないですけども。


 ばんばん挑戦するべきかと、思うのであります。


 こいつは、全然『うつうつ』じゃあないぞ。



  ******** うつ 😿😢😿 うつ ********

 

  

 

 


 


 

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