第134話 『ヴァイオリン協奏曲第1番』 フバイ

 フバイ先生(1858~1937)は、ブダペスト生まれのヴァイオリンの大家さん。


 ブラームス先生の盟友、ヨアヒム大先生(1831~1907)の教えもうけ、大演奏家であるとともに、偉大な先生でもあり、シゲティさん、ダラニさん、クーレンカンプさん、ヴァルガさん、ヴェーグさん・・・・などなど、多数の名人を輩出した名人教師さん。


 作曲家としても、たくさん作品があるようですが、なかなかやましんのような、しろとの耳には、入って来ないのであります。


 ちなみに、バルトーク大先生とは、仲違いしたらしいです。


 で、この曲、いやあ、確かにバルトークさんから見たら、かなり保守的ではあるでしょけど、ロマンチックな良い音楽です。


 第1楽章の第2主題なんかは、テネシーワルツに似た雰囲気あり。


 白眉は、やはりじゅわじゅわな第2楽章でしょう。


 夢見るような、(やましんは、決して見ないような・・・・やましんは、職場で追いかけられてるか、追い詰められてるか、怪獣さんに食べられそうになるか、宇宙人と戦ってるか、・・・稀に道を聞かれることもあり。・・・ばかりです。)じっつに良い『じゅわじゅわ音楽』 であります。


 第3楽章は、技巧的な、派手な(華やかな)楽しい音楽でありますが、大傑作まで、あと一歩、かも。(勝手な言い分ですので。)


 でも、無視するのは、あまりに惜しいです。


 『第2番』も、なかなかの作品。終楽章なんかは、こっちのほうが良い気がします。

 

 『うきうき』に入れたほうが、良かった、かな。


 なお、『第2番』や、最高に楽しい小品2曲といっしょに入ってるCDが、ナクソスレーベルから出てました。

 

 また、フバイ先生ご自身による録音もありまして、これも、CDにもなっています。

 


・・・・・・ ・うつ🎼うつ・・・・・・・






 

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