第135話 『アンニーナ』『ゆるやかなワルツ』 O.メリカント
いやあ、特に理由もないけれど、あまりに、なにもかもがうっとおしいので、お風呂の中であやうく自沈するところでした。
やっとこさ、這い上がってきました。
こういうときは、このあたりの音楽がよい効果がありそうなので・・・。
オスカル・メリカント先生(1868~1924)は、時々お名前が出て来てたかもしれませんが、フィンランドの人気作曲家さん。
交響曲中心の、管弦楽の作品が主体のシベリウス先生とは、差別化を図ってか、歌曲やピアノの小品主体で勝負した方。
大衆的人気は、シベ先生よりも上だったようです。
『アンニーナ』は、民謡風な『じゅわじゅわ歌曲』です。
短いお歌で、すぐに終わってしまいますが、あったかいカイロを懐に入れた感じ。
『ゆるやかなワルツ』は、ネット上を見ていても、お好きな方がけっこういらっしゃるように見えますが、『じゅわじゅわピアノ小品』です。
どちらも、メリカント先生のエッセンスのような曲だと思いますが、こうした感じの、じゅわじゅわな作品が、たくさんあるわけです。
また、オルガンの作品もたくさんあります。
ただ、メリカント先生、それだけではなく、フィンランドにおける歌劇の開拓者で、『ポホヤの乙女』(1898年)、『エリナの暗殺』(1910年)、『レギナ・フォン・エンメリツ』(1920年)という、みっつのオペラがあるとのこと。
もっとも、残念ながら、どれも聞いたことありません。
なお、アアレ・メリカントさまは、息子さんです。お間違いのないように。
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