第114話 『レクイエム』 オルソン
オット・オルソンさま(1879~1964)はストックホルム生まれのオルガニストで作曲家さん。
スウェーデンの作曲家さんとしても、どちらかと言えば地味な存在かもしれませんが、民族色に頼らない分、かえって独特な深い味わいがあり、このレクイエムなども、長く放置されていたようですが、歌謡的な美しい旋律を持つ、じゅわじゅわな実に慈愛に満ちたよい音楽であります。
この作品の、とても良いところは、しり上がりに調子が良くなるところで、『コンフターティス・・・』(のろわれたものが、くちをふさがれて・・・やましんは、いささか、のろわれているのかも・・・)以降は、ほぼ感動的。
7曲めの『ドミネ・イエス』は、むしろちょっと大衆的になる一歩手前で押さえていますが、とっても印象的で静かな音楽です。
全体的に、『怒りの日』冒頭あたりで、少しだけ、大きな音も出し掛ける・・・くらいで、静かで平和的で、癒し度、結構高し。少なくともやましんには、実に丁度良い癒し効果になります。
北欧音楽のお好きな方には、いささか知られた存在に、今は、なってると思います。
やましんんが普段聞くのは、『スウェーデン proprius PRSACD9086』(SACDですけど、ハイブリッドで、一般のCDプレーヤーで聴けます。)
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