三題噺ではないけれど、後書きです。
上の話で三題噺マラソン用の物語は完結です。
毎回、お題が発表されてからストーリーを1から考えていてせいで、結末が完全に未定のまま最終週まできてしまったので、ストーリー的には微妙な終わり方だったかもしれません。途中(最初の方)で思い付いたのが、よりを戻すエンドだったのですが、すでに後輩ちゃんと付き合ってるから無理だろ!となってしまい、こんな形に……。
なので、もしかしたら、別作品として書き直す可能性もあります。(その際は別の新作小説として公開致します)
各話、感想。
雪、花畑、寝起き
とりあえず、思い付いたままを何も考えずにかいたような……。この時点ではまだジャンル的にはどこにも行けるようにしていたとは思いますが。
蝋、塔、酔い
ここで完全に恋愛にいくことが確定。と言うか、その流れしか思い付かなかったです。
と言うか、自分でも気づいてはいたんですが、主人公の悠莉への想いが一話目と全く違いますよね。公開した後だったのでもう手遅れでしたが。
あと、ここで出した文章、『俺は今でも愛している、もしもう一度会うことができたら、ただ、そう言いたい。』ですが、某バンドの曲の歌詞の和訳です。他にもわずかに入っていますが。
ボタン、山、新人
ここで新キャラ、後輩ちゃんの登場でしたね。実は、この後輩ちゃんの立ち位置は確定ではありませんでした。
実際のこの流れともう一つ、ここからが過去の話で、後輩ちゃん=悠莉案も実はありました。まぁ、一話目の回想の台詞とキャラが違いすぎるな、と没になりましたが。
あと、ここで唐突に百合らせているのは個人的趣味です。
紋、戦場、妖精
……見た瞬間、絶句しました。けれど、どんな風に組み込むのか、楽しかった思いがあります。そして、意外とすんなりとストーリーがまとまったような記憶も……。
鉈、病院、逃げ
ひとつのエピソードで入れるのは無理、と諦めて複数のエピソードという、三題噺ではないだろ、ということをやってしまいました。
でも、悠莉との思い出、という一つのエピソード、ということで許してください。
根付、城、火消し
これは、思い付いたままだったけど、悠莉から連絡が来るきっかけにもなったエピソードなので、伏線的なものになったのかな、と後になって思いましたね。
ただ、こんなイベント、実際にはあるものなのだろうか……?
ワイン、孤島、探偵
はい、無理です。最初にそう思いました。
いや、探偵ってどう出すの?だったんですが、あんな感じになりました。
しかも、チャレンジ縛りがお題の単語をそのまま使わない、って……。かなり厳しかったです。特に、ワイン。絶対に、普通だったらワイン、って言うだろ。
タイムマシン、シェルター、博士
チャレンジ縛りの最初と最後が同じ文。ここから始めました。
で、内容はそのメール文面、そこからの発展で。
そして、色んなものが繋がってきた感じが自分の中で出てきた話でもあります。
鰐、砂漠、騎士
前回の続きからこれって、無理じゃね?とか思いながら何とか書き上げた記憶が……。しかも、夢オチとかまたしても使ってはいけないことをしてしまった気が……。
黒板、購買、遅刻
もう、待ち合わせのシーンを書くしかない、そう思いながら何とか全部入れてやりました。ただ、終わりが近いのに、結末をどうしよう、と悩み始めた時期です。
武術、摩天楼、蹴
摩天楼が難問でしたね。
固有名詞は駄目。けれど、ちゃんとした由来があれば大丈夫。だったので、なんとかなりました。
そして、チャレンジ縛り。正直、ここでそんなのはやめてほしかったです。
ステープラー、鬼、深海
チャレンジ縛り、もうどうしろと?そんな思いでしたが、うまく二つのエピソードを語るだけでできたので今回は意外と楽でした。
そして、ステープラー。全く出てこなかったお題でした。
ペッパー、ライン、エンターテイナー
企画主様は簡単かも、と仰っていましたが、わたしの作品の流れでは困難でした。
正直、話の方向性も全く掴めなかったです。
ただ、エンターテイナー=ピエロ、としたことで何とか完成を……。あと、ラインを線ではなく、アプリにしたけれど、大丈夫でしょうか?さらに、ペッパーを香辛料で表現したけれど、あれだと他のものでも大丈夫なような……。
まぁ、チャレンジ縛りを2つのところを3つにしたので、勘弁してください。
そんな感じでしたが、三題噺マラソン、かなり辛いときもありましたが、楽しかったです。また似たようなことをやりたいな、なんて今は思っています。
いつか、わたしの作品で新作、『Just I'll say.』というタイトルのものを公開したら、それはこの作品の加筆修正版ですので、そちらも見てくださると嬉しいです。
それでは、読んでくださり、ありがとうございました。また、企画主の陽月様、楽しい企画をありがとうございました。
三題噺短編集 星成和貴 @Hoshinari
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