第5話

 作戦会議が終わり、『暁』のメンバーはそれぞれの持ち場へと各個人で赴いた。人通りの少ない場所から固まって移動することは避けたかった。一時的とはいえアジトがバレるのは好ましくない。『暁』を狙うものは今や保安局や賞金稼ぎだけではない。言ってみればフローディア大陸のほとんどが敵だ。


 小屋の中は時が止まったかのように静かになりその中でフランクは一人残り、ウィンチェスターの手入れをする。ついこの間出会ったウォレスの顔を思い浮かべながら。


「・・それで、厄介な相手は大丈夫そうなの?」


 風と共にハープのような美しい声がドアの方から聞こえてくる。文字通り突然の来訪だった。それまで人の気配はおろかドアが開く音さえ聞こえてこなかったのだから。


「・・あんたか」フランクはそんな来訪に驚くことはしなかった。「わざわざここまでご足労なことだ。あいつのことは心配いらないさ。もとよりあんたはそんなこと気にもかけてないだろう?」


「ええ。でもあなたはそうじゃない。百戦錬磨の男にしては珍しいと思って」


 女はゆっくりと小屋の中へ入っていく。床を軋ませ、真っ白なフードの中から伸びるブロンドの長い髪を揺らしながら。


「心を読んだのか?」


「私にそんなことはできないわ。そう聞くってことは図星なの?」


「・・そう、そうだろうな」


「ふぅん・・」


 女はテーブルの席へと座る。その首元のネックレスが明かりに照らされてまばゆい極彩色の光を滲ませる。貴族が持つような宝飾品にはない独特の輝きだった。


「だが・・取るに足らないものさ、過去なんてのは・・俺にとっても一瞬の出来事だ。あんたにとっちゃ俺の生涯そのものが一瞬の出来事なんだろう」


「そんなことはないわ。たとえどれだけ長く生きようと時間の流れは変わらない。私にとってもあなたたちにとっても時間は同じ分だけ流れている。記憶の欠如によって短く感じているだけ。そうだとは思わない?」


「過去を捨てたあんたが言うこととは思えないな」


「捨てたのは過去じゃないわフランク。・・それで、例の保安官とは過去に何があったのか聞いてもいいかしら」


「聞いてもいいが」フランクはコーヒーを女の前に置き、葉巻に火をつける「話したくはない」


「なら無理に詮索はしないけど」


「そうしてくれ」


「私は信じてるわよ。あなたがきちんと仕事をこなしてくれること。例えその保安官が敵に回ったとしても優先するのは・・」


「私情より仕事だろ?分かってるさ。だから今日この日まで生き残っていられた。そんなことを言いにここまでやってきたのか?」


「そうね。信用はお金よりも大事なものだから」


「そうかい」フランクは煙を吐き出しながら笑った。「じゃあ次は俺からあんたへの信用の確認だ。俺もあんたの言葉を信じよう」


「何について?」


「あんたが俺を『信じてる』ってことだ」


 女は静かに笑う。フランクは確認せずにはいられなかったのだろう。自分が言った言葉を信じるために。もちろん彼を裏切る気は毛頭ない。だが女は一度きりとして人を信じたことが無かった。フランクはそれを知っていた。


「今晩はここに泊まっていくのか?生憎寝心地は最悪だぞ」


「これを飲んだらもう行くわ。この部屋は血の匂いが酷いもの」


「それがいい。そうするべきだ」


 女はコーヒーを飲み終えると外へ出て白馬にまたがって去っていく。闇夜に音もなく消えていく真っ白なローブを着た彼女は人が見れば幽霊だと勘違いするだろう。実際各所で噂が上がっているほどだった。


 フランクはポケットからコルクを取り出し光の下でそれを見つめる。コルクには小さく6/21と刻まれている。六月二十一日。明後日がまさにその日だった。







 まもなく二十世紀を迎えようとしているフローディアにおいて駅馬車は未だ一般的な物流、交通の利便に一番長けている代物だ。大陸を横断する列車はあるが主要都市同士をつないでいるにすぎない。それ以外の場所へと足を運ぶ観光客たちは駅馬車に頼らざるを得なかった。


 利便に長けているとは言っても安全が保障されているわけではない。それは半世紀前から分かっていたことだ。半世紀前、駅馬車といえば本国では強盗たちの格好の標的だった。積み荷の強盗、乗客の拉致・・ここ、フローディアでも事情は変わらない。駅馬車強盗の被害件数は毎年右肩上がりだ。

 それでも御者の数は減ることが無い。理由は明らかにされてはいないが、無法地帯とも呼べるフローディアで派手な貴金属に包まれた観光客を乗せて町を出た駅馬車の御者の多くがなぜか被害に遭わず街に戻り、また派手な格好の観光客を乗せて町を出ることを考えれば賢くない人間でも暗黙の了解がそこに存在すると理解するだろう。


 イエローダッヂ近くの小屋から駅馬車で一人シディアの町へと行く事になったヒイロの前にもそんな観光客らしき夫婦が座っている。貴金属こそつけてはいないが服装に関しては砂埃の染みたような服を着ているヒイロとは天と地ほどの差がある。

 婦人は春の花のような淡い桃色のドレス、隣に座る男は整えられた髭と日に当てられて輝いているような紺のスーツが印象的だった。


 それでも一番目を引くのは真っ赤なヒイロの髪だろうか。


「この辺りは西部と変わりがないのね。テキサスを走っているみたい」


 退屈そうに夫人が言う。


「シディアまでの辛抱さ。なんでもサンタモレラよりも賑わっているという話じゃないか。きっと掘り出し物がたくさん見つかるだろう」


「そうは言うけど、私はフローディアが世にも珍しい大陸だからって言うからここまで来たのよ。妖精?魔法?二日かけて何が見れたっていうの?西部と変わらない荒野だけじゃない」


「しかしあれ以上先に進んだら命が危険だと御者が言っていただろう?もしかしたら荒くれや先住民に襲われていたかもしれないんだ。このままシディアに迎えるというだけありがたいというものだろう」


 ヒイロはそんな会話を聞いて頬を緩ませる。この御者は真面目に御者としての仕事をするらしい。


「でもそれじゃあここに来た意味がないじゃない。・・・ねぇちょっとそこのあなた」


 ヒイロは自分が婦人の暗緑色の瞳で指されたことに気づき首をそちらへと向けた。


「あなたはここの人?それはつまり・・フローディアの人間かってことよ」


「・・はい。前に住んでいたところは違うかもしれないけど、ここ数年はここにいます」


「かも?」


「ああ・・・・」ヒイロは会話を煩わしくさせたことを申し訳なく思った。「事故で頭を打って・・前の事があまり思い出せないんです」


「それは失礼なことを聞いてしまったようで」婦人の代わりに男がつばの広い帽子を外して謝る。


「いえ、構いませんよ。それで・・何か聞きたいことが?」


「単刀直入に聞くけど、あなたは見たことあるの?噂に聞く、魔法だとか・・なんだとか」


「・・・さぁ」ヒイロは彼らに嘘をつく。「先住民の話は聞きますけどね」


「西部でも聞いたわ。呪術だのなんだのってね。もうこりごりよ」


「どのみちここはまだ未開拓地ばかりです。不思議なことがあったっておかしくはないってみんな思ってるんでしょうね」


「・・だってさメリィ。それにしてもあなたはお若いのに、一人でどこかへ行かれるんですか?」


「ええ。シディアの町から列車に乗って鉱山の仕事に行くんです。家族は居るんですけどみんな出稼ぎであちこちへ散らばってますから。家族と言っても血は繋がってないですけどね」


「家庭環境も西部と似たようなものなのねフローディアって」


 夢のない国、と婦人は駅馬車の外へと吐き捨てるように言う。


 その通りだ。とヒイロは思う。ここには希望も救いもない。神話の中の世界は神話の中にしかないのだ。本国で新天地フロンティアを目指した開拓者たちの後にも先にもあるのは銃と死体だけ。フローディアが同じ道を通るのは必然的だった。


 安らぎにも似た沈黙の中、駅馬車は白昼の荒野を走る。





 ウォレスが車両を手配したのは単なる偶然ではない。狙われているのはこの積み荷リストが空の車両だとウォレスは確信していた。

 シディア発ドルムド行きの列車は午後三時の出発に向けて荷物積み込みの真っ最中だ。ウォーレンズ輸送会社と書かれた箱が忙しなく列車へと運ばれていく。多くの箱は二人がかりで運ばれライフル銃を持った警備会社の人間が辺りをうろついている。


 金か、もしくは価値のある別の何かだろう。財宝、貴金属・・どのみちリストを改ざんしなければならないほど重要なものを運んでいる。そして『暁』はその事実を知っている。


「保安官、何か問題でも?」


 ウォレスが突っ立っているとライフルを持った男が近づいてきた。男の声は嫌にしゃがれていたがアウトローの風貌ではなかった。奴らはまず保安官である自分を見る目が他とは違う。長年この仕事をやってきたウォレスは一目で厄介な人間かどうかが分かるようになっていた。


「・・いや、今は何も。荷物について聞いても?」


 男は首を横に振る。


「生憎部外秘でして。いくらあなたの胸元で星が輝いていようとこればっかりは」


「だろうな。だがこの積み荷を狙っている連中は確実にいる。いくらリストを空白にしようと頭の切れる異常者共はすぐに金の匂いを嗅ぎ分けるぞ」


「そのために我々がいるんですよ保安官殿。連中の相手には慣れているつもりです」


「そうだといいが」


「お気遣いは無用です。我々は我々の仕事を、保安官殿は保安官殿の仕事をしましょう。合衆国西部もフローディアもそれで成り立っている」


 ウォレスの目には不思議と彼が自分を威圧しているように映った。彼が立派なウィンチェスターを握っているからなのかもしれない。

 気圧されたわけではないがウォレスはその場を後にする。どうせ数時間後にはこの車両の何両か前の席に座り事の次第をこの目に焼き付けることになるのだから。





 小さな森を抜けて観光客とヒイロの乗った駅馬車が止まる。御者が馬から降りて客車の方へと歩いてきた。歩く速度的に緊急事態というわけではなさそうだった。


「すみませんがここから先は少し悪路が続くもので、少しの間だけ降りて貰えませんかね。馬の負担がいくらか減れば前よりも速く走れるようになりますから」


 御者の言う通りに三人は駅馬車から降りて小さな石ころが転がる道を歩く。駅馬車はガタガタと騒々しく揺れ軽い騒音のようになっていた。


 婦人はさぞかし機嫌が悪くなるのだろうとヒイロも連れの男も思っていたが不思議と上機嫌に歩く婦人を見て心労が軽くなった。


「駅馬車の揺れってあまり好きじゃないからたまに降りて歩くのも悪くはないわね」


「ああ、そろそろ体中痛くなってきたしね」


 ヒイロは男の腰に目をやる。コートに隠れているだろうと踏んでいたガンベルトはいくら見回しても無く女はもちろん男も丸腰のようだった。ヒイロはそんな二人を不思議に思う。


 三人と駅馬車は小高い丘を越えていく。真っ白な砂と石、ところどころに生えた背の低い木、西部同様どこまでも続く青い空。それ以外には何も無い。たまに猛禽類が頭上を飛べば全員が同じ方向に目をやった。それほどまでにここには何もないのだ。


 だから小高い丘を越えた先に小さな雑貨店が見えた時はヒイロの前を歩く二人から声が上がった。




「ギルマン、何か食えるものはあるかい?」


 御者がドアを開けて雑貨屋の店主に声をかける。


「ああ、いつも通りちと貧相なものばっかりだがね。良くて鹿肉があるくらいさ」


 カウンターで肥満体の店主が笑う。雑貨屋とは言ってもギルマンの店は町から遠く離れた場所にある。ゆえに当然町に売っている物とは品物の種類も変わってくる。客の需要を考えて質素な料理も出していた。

 噛みたばこ、ローブ、小さなナイフ、商品はどれも旅人向けの物が並べられている。どれも決して簡素なものではなく長く使える良品だがそんな商品より目を引くのはカウンターの向こう側の壁に掛けられた動物のはく製だろう。


 ギルマンは長いことハンターをしている。それでも人を撃ったことがないのは彼の自慢の一つでもあった。


「じゃあ私のお客さんにそれなりの料理を出してくれ。荒くれ向けの料理は出すなよ?私のお客さんは実に舌が肥えていらっしゃるからな」


「へっ、ここいらでも生粋の荒くれに無茶言うんじゃねぇよ。数週間前に熊を仕留めたばかりさ」


 御者と店主の会話を余所に店の端に設けられた食事用の席に三人は座る。ヒイロの向かいには観光客が二人。それからその向こうでこちらを見つめる先客と思しき男二人が座っている。男二人の視線に男女は気づいていないようだった。


 まもなくして鹿肉と豆の煮込みが三人の前に置かれる。普段サルーンで出される料理と同じくらいの質の良さだ。ヒイロはさっそくスプーンを右手で取り豆を口に運んでいく。

 普段はもっと豪華な料理を口にしていそうな二人もまんざらではない様子だった。気品のある服とは裏腹に鉱山労働者のようにガツガツと皿の上の料理を食べていた。


「なぁ、そこの兄ちゃんたち」

 奥に座る男二人のうち一人が声をかける。

「ひょっとして馬車かなにかでここまで来たのか?」


「あぁ・・はい。駅馬車で・・今からシディアに向かうところなんです」豆を口へと運ぶ手を止めて観光客の男が答える。


「・・・そうかそうか。じゃあカウンターにいるのは御者かい?」


「ええそうよ。ここで休憩してからすぐに発つの」


「なるほどなぁ・・フアン、どうするよ」


 男は腕を組んだまま微動だにしないもう一人の男に尋ねる。男は口元だけを動かして「任せる」とだけ言った。


「どうかしたんですか?」


「それがなぁ・・ここでこうやってノンビリしていたら馬が狼に追いやられてどっか消えちまったんだよ。数時間前に店の外に出たら・・静かなもんさ」


「それは大変ね」


「だろう?まだ町まで距離がある。少し席が狭くなるが御者に俺たちを乗せてもらうよう説得してもらえねぇかな」


「ええもちろん」男は席を立とうとする。それを止めるようにヒイロが声をあげる。


「あなたたちが頼めばいい。俺たちは料理を食べている」


「おめえにゃあ頼んでねぇよクソガキ」


 男の先ほどまでの申し訳なさそうな態度が急に豹変する。


「いいか小僧、俺は人を舐め腐る人間が嫌いだ。隣に座るフアンもそうだ。大人に対してどういう態度を示すべきか、なんなら今ここで教えてやってもいいんだぞ」


 男はコートの下のホルスターをヒイロに見せつける。観光客の二人は一瞬でそれに恐れをなしたようで顔は青ざめ、スプーンは床に転がって硬質な音を立てていた。


「おい、お前ら面倒ごとは良してくれないか」スプーンの落ちた音で事態に気づいたギルマンが声をあげる。


「分かったよすぐに片付けるさ。大人の交渉ってやつでな。駅馬車の御者の方に用がある。俺たちに馬車と客を寄越せ。話の流れは分かってんだろう?」


「す、すまないが・・私は『組合』のものじゃないんだ。『組合』の御者なら今日中に客を連れてここを通るだろう。どうか私の客は見逃してくれないか?」


「ハーハーハー」男は目を大きく見開いたまま声だけで笑う「『組合』のモンじゃねぇのか。・・なら簡単な話だ」


 直後、小さな小屋の中で銃声が雷鳴のごとく鳴り響く。女は銃声に驚き、金切声をあげて叫んだ。


「『組合』の者じゃないならぶっ殺したってお咎めはねぇもんな」


「野郎・・!!」


 ギルマンはすぐさま壁に立てかけた猟銃を構える。が、すでに撃鉄を起こし、あとは引き金を引けばいいだけの男の銃が当然のようにギルマンの猟銃より先に火と銃声をあげる。弾はギルマンの額を直撃し、後ろに飾られたヘラジカのはく製が血に濡れる。


「・・・さて、大人の交渉ができる人間はこの場に残ってんのか?」


「残ってないだろうな」


 隣の男は依然として体を動かさずに冷淡な口調で答える。


「じゃああとは俺の得意分野だなフアン」


「いいやダニーボーイ。俺の得意分野らしい」


「あぁ?」


 前を向いた男の大きな青い瞳がより一層見開かれる。たった一瞬目を逸らした隙に物音ひとつ立てずに座っていたはずの男は立っていた。赤い髪の青年だった。


「て、てめぇ・・死にてぇのか!!」


 男は慌てて銃を構えなおし青年を威嚇する。


「・・落ち着けよダニーボーイ。面白い奴じゃねぇか。目の前で大人二人殺されたってのにビビらずに立ち上がってくるなんてよ。腰に下げてるピースメーカーを撃ったことはあるのか?」


「何度か」ヒイロは小さく答える。


「ハーハーハー!何度か!何度かだってよ!撃ち込んだ相手は何だ!?サボテンか!?木の幹か!?」


「じゃあこれで最後になるな。撃ち合いがしたいんだろ?俺が受けて立ってやるよ」


 男はようやく椅子から立ち上がる。やせっぽちで背の高い男。周りの人間と比べて背の高くないヒイロには巨人のように映った。

 男はまっすぐ立って大きな手をホルスターの上にかざし撃ち合いの姿勢を正す。視線はヒイロのコートの下、右腰にある四十五口径に向けられる。


「ほ・・本気でやるつもりなの?」


 婦人はどうみても屈強なガンマンには見えないヒイロに投げかける。


「ええ。嫌って言っても撃つことしか頭に無さそうな人たちだし・・どのみち・・この人たちを殺さなきゃシディアの町にはいけないみたいですし。大事な用があるんです」


「おいガキ、黙って聞いてりゃ」


「ダニーボーイ。・・・あんたと同じさ。おい兄ちゃん、とっとと構えな。あんたの口よりもピースメーカーの口が大事なんだ。俺たちガンマンにとってはな」


 ヒイロは小さく頷くと背を屈める。ドローの構えというよりは走る際の構えに近いものがあった。


「・・何やってんだ?」


 その場にいた誰もがそう思った。そんな構え方、一度も見たことがない。

 ヒイロはお構いなしに左腰のホルスターに右手をかざす。男は当然呆気にとられる。右腰のピースメーカーは使わないのか?でなければいったい何をしようというのか。


「おいてめぇ・・」


「いい。それ以上何も言うなダニーボーイ。早いとこおのぼりの兄ちゃんをぶっ殺してやる」


 実際のところ、フアンは言いようのない恐怖に駆られていた。相手が何をするか分からないからではない。もっと原始的な恐怖と対峙している気がしていた。


「・・できるのか?」


 赤い髪の青年は小さく呟く。


「あ?」


「できるのか?お前に」


 青年の地の底を這うような声に耐えきれずフアンはとうとう銃を抜いた。


 

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