2章
七ターン目「ゆあらの心変わりと行方不明」
あのゲームから開放され1年が過ぎた
私たちは無事(?)に進学し、今期末テストが!!
「お前・・・ナレーターだけでかっこつけようとすんなよ」
「つけてないし・・・」
「つけてたね!!」
「いいじゃん、そんなの」
「人気投票があるわけないのに・・・」
「作者的な表現すんなよ・・・」
「えーと?ゆあらと風太が言ってた『作者』って人が開放してくれて・・・」
「結局誰なの?」
「えーとな俺達の叔母に当たるよなー」
「そうね・・・」
「じゃ!名前は?」
「知ってたら呼んでるって・・・」
そう・・・私たちの叔母だけど・・・名前が思い出せないのよね~
「風太、聞いた?」
「あ?あぁ~『あら風太?あんたから電話なんて・・・ちゃんとご飯食べてる?ゆあらちゃんに・・』
「ごめん、そこ飛ばして」
「えーとな『え?人?あんたは表現力が低いんだから聞いても無駄なのよあ・・そういえばね~』って言ってたけど・・・」
「無駄なの入ってるけど・・・国語何点?」
「1点」
「0点じゃないの・・何も書かなかったの?」
「いや・・・自信あったの含めて駄目だった・・・勉強したのに・・」
「ゆあらが聞いたらいいじゃないのさ!!99点でしょ?」
「すべての先生が配点間違えて全部99点だけどね・・・しかも風太のお母さんにかけると話が長くなっちゃって」
「99って・・・でも100点だよな?」
「そうだね」
「はっ!!」「どうしたの?」
「ちょっと買い物・・・」
「いってらー」
どたどたどた・・・ばたん!!
「思ったんだけどね」「何だ?」
「ゆあらさん変わったよね」
「昔にすこし戻ったってかんじ?」
「まぁ・・・小学生のころはあれが不機嫌の時だからな・・・」
「あれで・・・」「そうあれで」
「いいじゃない?元気になったんだからさ」
「勇太?帰るのか?」「うん」
「そっか・・・明日な」
「じゃね・・」
とてとて・・・ぱたん
・・・どたどた・・・ばたん!!
「おかえりー」「どうしたの?」
「いや・・何も・・」
「んーとあぁ・・たしか今日肉が!!」
「世の中には言わなくていいことがあるのよ・・って勇太は?」
「先帰ったけど・・・」「すれ違わなかったか?」
「ええ・・おかしいわね」「すれ違うよね?」
「明日、勇太に聞いてみたらどうだよ・・」
「そうだね!!」
(やな予感がする・・・)
~~~翌日~~~
「え?勇太が行方不明?」
「らしい・・・」
(勇太の家は他3人の違ってちゃんと家族がいるのだ!!)
「何か情報ある人は教えてくれだって」
「いったの?」
「言ったさでも・・」「最後のほう信じてくれなかったもんね」
「すれ違わなかったってこと?」
「あぁ・・急いでてきずかなかったんだろっていわれだぜ」
「本当なのに・・・」
~~~夜・ゆあらの家~~~
(やな予感があたった?行方不明?いったい・・・)
~~~翌日~~~
「百合奈も!?」
「あぁ大家さんが見てないし家にはいなかったってさ」
「そんな・・・」
「しかも・・小学生や大学生、社会人やいろいろな人が行方不明だそうだ」
「そういえば・・弓長さんも行方不明だって・・共通点は?」
「調べ中」
~~~夕方・ゆあらの家~~~
「しかし・・不吉だな~」
「えぇ・・・」
「こんな心霊現象がありえるかっつーの」
「えぇ・・いったいどうしたら・・・風太?」
ゆあらはあたりを見渡す
「風太ー・・・え?」
ゆあらは足のほうに違和感があり見てみる
「なにこれ・・・ちょっ・・」
ゆあらは消えていった
『行方不明になった4人いったい何が起こっているのか
次回作者の正体が!?』
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