第6話 晶也の推理
テーブルの隅に追いやられたグラスの氷がカランと音を立てた。今、中央には直貴の持参したスクラップブックが開かれている。メンバー全員が身を乗り出すように覗き込んでいた。
隣町の広域地図である。地図上には赤い×印が散りばめられている。それが犯行現場を示すものならば、その数は異常という他はない。一つの小さな街で、これだけたくさんの事件がしかも同時に発生したとはとても信じ難い。
メンバーの誰もが言葉を失っていた。
説明役の直貴だけが淡々と言葉を発する。
「この赤い印は誘拐されたと思われる現場。そしてその横に小さく添えられた時刻は犯行推定時刻だ」
さらに一枚ページをめくって、
「これが一連の誘拐事件の被害者名簿だ。名前、年齢、職業と簡単な当夜の状況が表にまとめてある」
今回雑誌を使って、メッセージを発信したと思われる女子高生二人の名前も出ていた。
『辺倉祥子(十八歳)、片比良七菜(十七歳)ともに高校三年生、T町バス停付近の路上にて失踪。予備校帰り』
他にも十五名の被害者の名前が並んでいる。
被害者全十七名中、男性五名、女性十二名。年齢の内訳は、十代六名、二十代七名、三十代以上四名。職業は高校生、大学生、会社員、主婦と様々である。
「おい、これ全部、一晩に起こった誘拐事件なのか?」
最初に口を開いたのは久万秋だった。
それは全員の感想を代表していると言ってもよかった。
「こうして見ると、被害者の数がもの凄いわね」
奈帆子が続けて言った。
「本当にこれだけ大勢の人が誘拐されたのですか?」
多喜子も信じられないという声を上げた。
この点がまさに事件の特異性を物語っている。同一犯人による誘拐事件としては他に類を見ない。まさに無差別誘拐と言ってもいいだろう。一夜にしてこれだけの誘拐をした犯人の真の狙いが分かれば、犯人像が見えてくるかもしれない。沢渕は黙って考える。
直貴は一度、ページを元に戻して、
「犯行時刻なんだが、被害者たちはみんな、午後十時過ぎから十一時の間に失踪しているんだ。つまり十七人は一晩どころか、ごく限られた時間で消えたことになる」
「それって、ほんの一時間ぐらいの間ってことですよね?」
多喜子が確認するように言った。
「その通りだ」
「でもなあ、たった一時間足らずで、実際に十七人も誘拐できるものなのか?」
久万秋は短く刈った頭をカリカリと掻いた。
「これだけ現場が散らばっていることを考えると、犯人もいくつかのグループに分かれていたのじゃないかしら?」
沢渕の真正面で奈帆子が言った。
「例えば、実行犯を四班に分ければ、一班当たりノルマは四、五人で済むじゃない?」
久万秋はすかさず、
「いや、一口に四、五人と言っても、結構大変な仕事だぜ。拉致なんて次から次へと連続して成功できるものじゃない。それにこんな田舎町じゃあ、そもそもこの時刻ターゲットを見つけることさえ難しいんじゃないか?」
「それなら、犯人は十七人いたとしたらどうかしら。それなら一人のノルマは一人で済むでしょ?」
と、多喜子。
「でもなあ、十七人も実行犯がいるって一体どんな組織だよ。そもそも十七人を誘拐する必要がどこにあるんだ。もっと的を絞れば、実行犯は数人で足りるじゃねえか」
そんな久万秋の言葉を最後に、メンバー全員が黙り込んでしまった。
グラスから炭酸が弾ける音だけが聞こえてくる。
「おい、晶也。お前には何か意見がないのか?」
沈黙を破る久万秋の声に、全員の視線が自然と沢渕に集まった。
「これだけ数ある現場のうち、有力な目撃情報はなかったのですか?」
沢渕は直貴に向かって訊いた。
「不思議なことに一つもないんだ。みんな被害者は悲鳴も上げずに、まるで煙のように消えている。例えばこの表の中にある、竹村良雄というのは三十六歳の男性会社員なんだが、こんな大の大人が黙って連れ去られるのは妙な話なんだ」
「そうよね、拉致される瞬間、抵抗するか大声を出していれば、近所の人が異常に気づく筈だもの」
そんな奈帆子の言葉に直貴は、
「犯人はどうやって怪しまれずに近づき、どうやって被害者らを車に乗せることができたのか。何らかの方法で気絶させるとしても、ターゲットが二人居る場合はさらに難しくなるだろう。この辺倉、片比良の他にもう一組、二人同時にさらわれたケースがある」
「やっぱり犯人は大掛かりな組織じゃないのか。しかも余程こういう手荒い仕事に慣れた連中だぜ。身代金の受け取りが、同じ日のほぼ同時刻に行われたことを考えると、犯人たちは日頃は全国に散らばっていて、この夜だけ町に集結した。そして十七人を次々と拉致した。俺はそう思うね」
久万秋は自信を持って言った。
「確かに身代金だって一人一億円で、合計十五億円。そう考えると、通常の誘拐犯とは違い、十人前後の組織と考えてもおかしくはないな」
直貴が腕組みをして言った。
「この事件、犯人の本当の目的は一体何だったのでしょうか?」
沢渕がぽつりと言った。
「そりゃ金に決まっているだろう。当たり前の事を訊くなよ。一晩で十七人も誘拐したのはそれだけ自分たちに自信があったのさ。それを全国に誇示しようした。大胆不敵な奴らだぜ、まったく」
「いや、犯人の狙いは違うところにあるような気がするんです。この誘拐事件、実は犯人にとって効率が悪過ぎます。例えばリストにある新野悠季子は、地元では大手の新野工業社長の一人娘とあります。彼女だけを誘拐して身代金を要求すれば、もっと手軽に何億もの金が手に入ると思うのです」
「だけど、さすがに十五億は無理だろう」
そんな久万秋の意見に沢渕は、
「確かに新野悠季子だけでは無理かも知れませんが、あと数人、金持ちばかりを狙えばそこそこの金額は狙えると思います。つまり本来数人で済む人質を、わざわざ十七人にしているところに何か別の意図を感じるのです」
「つまり沢渕くんは、犯人はお金が目当てじゃないと?」
多喜子が訊いた。
沢渕は頷いた。
「そう言えば、身代金の受け渡しはいずれも失敗に終わっているのも変よね」
奈帆子が言った。
直貴は、
「世間では警察の失態として片付けられているが、犯人たちは最初から金を取る気がなかったとすれば、全国に散らばった取引場所に出向く必要はないんだ。ただ人質の監視をしているだけでいい」
「でも、これだけ面倒なことをしておいて、金は一銭も要らないなんて、俺には訳が分からんが」
クマの疑問はもっともだ。だから犯人の真の目的が分かれば、彼らに迫る大きな手掛かりになる気がする。
部屋は静まりかえってしまった。
誰もがこの事件に満足のいく説明をつけようと必死なのだ。
重苦しい雰囲気の中、沢渕は口を開いた。
「佐々峰さん」
「はい」
姉妹が同時に同じ声を出した。
「いえ、お姉さんの方です」
「はい?」
奈帆子だけがもう一度声を出す。
「あの、お仕事に戻らなくてもいいんですか?」
「ああっ」
彼女は急に立ち上がった。その衝撃で近くにあったグラスが倒れた。中身がテーブルを伝って床にこぼれる。
「ちょっと、お姉ちゃん!」
多喜子の叫ぶ声。
「きれいに拭いておいて頂戴」
妹に命令すると、姉は一目散に駆けていった。
「もう、しょうがないなあ」
「おい、休憩時間を大幅に超えているけど、いいのか?」
「お姉ちゃんは一応バイトリーダーなんですけど」
「タキネエっておちょこちょいなところがあるからな。あの人に任せて大丈夫なのか、この店は?」
すると天井のスピーカーが怒り出した。
「クマ、うるさい。この先ちゃんとモニターしているから、私の話題は一切禁止。いいわね」
直貴は一度咳払いをしてから、
「では続きを始めようか。どこまで話したっけ?」
「犯人グループの真の目的は何か、です」
多喜子がフォローする。
「そうだ、沢渕君。その件に関して君の意見は?」
「やはり、十七人という人数がヒントでしょうね」
「十七という数字の意味か?」
久万秋がすかさず言った。
「はい。さっきクマ先輩は、犯人の都合から言って、もっと少ない人数でいい、と言いましたが、まったく同感です。恐らく十七というのは、最初から狙った数字ではなく、偶然そういう結果になっただけだと思うんです。つまり別の日、別の時間だったら、違う数字になっていたのでしょう。なぜならこの誘拐は特定した人物を狙ったものではないからです。例の女子高生のように、二人同時に誘拐するというのはリスクが大き過ぎる。つまり犯人は彼女らを最初から狙っていた訳ではない。ですから、人数は十七に合わせたのではなく、偶然十七になったと考えるべきです」
「つまり十七に意味はない、か。だがな、そんな行き当たりばったりの誘拐なんて、普通は考えられないぜ」
そんな久万秋に、直貴は眼鏡を持ち上げるようにして、
「いや、これは誘拐という固定観念に囚われてはいけないのかもしれんよ。どのみち身代金を受け取りに現れないのだから金には興味がないんだ。それなら、これは誘拐ではなく、単なる人間集めだ。犯人は誰でもいいから人をさらっていったんだ。当時、日本中が躍起になってこの事件を推理した。誰もが大掛かりな組織による誘拐事件と信じて疑わなかったがね」
「今、気がついたんですが、案外実行犯は少なくてもいいかもしれませんよ」
沢渕はテーブルに転がっていた鉛筆を取り上げると、
「事件の発生時刻順に×印をつなげていくと、一筆書きの線が出来上がります。そしてこの一本線は、町外れから駅へ向かっているように見えませんか?」
沢渕は地図上に線を書き込んだ。
「おいおい、そりゃちょっと強引じゃないか?」
久万秋が怒ったような声を上げた。他のみんなは黙って地図に目を落としている。
「例えば、ここを見ろよ。この隣り合った印は時間が行ったり来たりしているぜ。つまりジグザクな線になるってことだ。お前の言うように駅を目指した一本線にはなっていない」
「確かにきれいな直線にはならないかもしれません。ですが、誰も誘拐の瞬間を見ていないのですから、この時刻は正確なものではなく、被害者が最後に目撃された時刻という意味しか持たない。それなら多少のズレは誤差とすれば、概ね駅へ向かう一本の線と考えてもいいと思います」
「沢渕くん、それってどういうこと?」
多喜子は不思議そうに訊いた。
「犯人は車を用意して、この一筆書きに沿って駅へ向かったということだよ。つまり犯人は組織でなくても、数人で犯行が可能という訳さ」
「いやいや、そりゃ無理だろ。何たって十七人も誘拐するんだぜ。普通の車ではそれだけの人数を収容することができない。それに最大の問題は誘拐の方法だ。被害者に抵抗されずに、しかも誰にも気づかれることなく車に載せて、それを見張っておくには、数人じゃとても無理だ」
久万秋はまくし立てた。
「ところが、それらの問題を全てクリアできる方法が一つだけあるんですよ」
沢渕は口元に笑みを浮かべて言った。
全員が固唾を呑んで彼の言葉を待った。
「バスですよ」
探偵部のメンバー誰もが黙りこくっていた。沢渕の言葉の意味を考えているのだった。
「地図上のこの線は、ほぼ大通りを走って駅へ向かっています。恐らくこれはバスの路線図と重なる筈です」
「ちょっと待ってくれ。それじゃあ、最終バスに乗務していた小酒井とかいうのが犯人ってことか?」
「クマ先輩、まあそう慌てずに」
沢渕は手で制した。
「たぶん小酒井という運転手は、事件とは無関係でしょう。なぜなら彼は事件後のんびり車庫に残っていて、しかも悠長に派出所に電話を掛けてきているからです」
「ああ、そうか、分かったぞ。だからバスが十分遅れたのか」
直貴が眼鏡の奥で目を光らせた。
「そうなんです。小酒井運転手は車椅子の女性客を手伝っていて、定刻に遅れたと証言しています。たぶんこの女性は犯人グループの一味ではないかと考えられるのです」
「わざとバスを遅らせる工作をした、という訳ね」
多喜子が指を鳴らした。
「その通り。バスを十分遅らせておいて、その前に別のバスを定刻で走らせたんだね」
直貴の説明に久万秋は目を輝かせて、
「なるほど、そういうことか。誰だって時刻通りにやって来たバスに何の疑いも持たない。誘拐されるとも知らずに、まんまと偽のバスに乗ってしまう。走り出してしまえば、乗客を装っていた犯人が凶器で脅して黙らせる、か」
「確かにこのやり方なら、少ない人数でも犯行は可能ね。それにみんな無抵抗に拉致されたのも説明がつくわ。被害者たちは自ら犯人の懐に飛び込んでいったのだもの」
多喜子が興奮した調子で言った。
沢渕は続ける。
「どうして被害者の数が十七なのか。例えば、五や、二十ではだめなのか。そこが引っかかったのです。ではこの十七という数字は意図したものではなく、偶然の産物だったらどうかと考えたのです。この日の夜、たまたまその数字が生まれた。つまり犯人らは最初からこの人数を狙っていたのではなく、最終バスを走らせて捕獲できた人数だったのです」
「だが、犯人たちは、ある程度集まる人数は予測していたんだろう?」
久万秋が訊いた。
「はい、もちろん、それは十分計算済みだったと思いますよ。例えば一週間前に最終バスに乗ってみれば、どんな乗客が何人ぐらいバスに集まってくるかは把握できた筈です」
「君の言う通りだとすると、犯行に必要な人数は、運転手一人、そして乗客を騒がせないようにする見張りが一人か二人。これなら数人でも十分だね」
「そうですね、あと本物のバスを遅らせた車椅子の女、合計で三、四名ってところでしょうか」
沢渕は補足した。
「そいつはいいとして、前を走らせるバスはどこで手に入れたんだ? バス会社の車庫から盗んだのか?」
そんな久万秋の問いに、
「いや、それはないと思います。バス一台を盗み出していれば、大きなニュースになると思うのです。従業員にバレないように盗んで、使用後また戻しておくというのは、ちょっと現実的ではありません。それにバスは当面十七人を監禁しておく場所として役立ちますから、犯人もしばらくは手放せないと思うのです」
「ということは、自分たちで用意したのかしら?」
「おそらくそうだと思うよ」
「お前、簡単に言うけど、同型のバスを買うのに一体いくらかかると思ってんだ。そんなものが簡単に用意できるなら、犯人たちは余程金持ちの道楽者ってことになる」
それには直貴が答えた。
「確かに同じ物を用意するのは難しいだろうね。だが乗客が乗るまで騙せればいいのなら、大きさが同じ位の中古のバスで十分通用するんじゃないだろうか。廃車寸前の古いものならそれほど高くはないだろう」
「そうですよね。夜のことだし、乗客はそれほどバスの形に違和感を持たないと思うわ」
「そうか。それじゃあ晶也、続きを聞かせてくれ。正規のバスの前を行く偽のバスはその後どうしたんだ?」
久万秋が訊いた。
「もちろん駅までは行かなかったと思います。さすがに駅前では人目につく。日頃見掛けないバスが走っていたら当然噂になってしまいます」
沢渕はそう言って広域地図に目を落とした。
「最後の犯行現場は駅前から数百メートル離れたこの停留所です。ですからこの地点を最後に大きく進路を変えたと思われます」
「大通りは避けただろうね。十分もすれば本物のバスが来てしまう。プロの小酒井運転手に目撃されては具合が悪い」
直貴が言った。
「バスはその後どこに向かったのかしら?」
多喜子は地図から目を逸らさずにつぶやいた。
「おそらくこの町からは出ていないんじゃないか。町を出るには、高速道路や幹線道路を通らなければならない。だがこういった主要道路には警察のNシステムが設置してあるから、不審車はナンバーを記録されてしまう。それは避けたんじゃないかな」
直貴の意見に沢渕も続けた。
「僕もそう思います。事件が発生した夜から今日に至るまで、バスもそして人質も町からは出ていないのではないでしょうか」
「人質が書いたと思われるメッセージが、この町の本屋で発見されたからか?」
久万秋が訊いた。
「そうです。バスから人質を降ろした後、建物内に監禁しているのだと思います」
「でも、もう五年近くも経っているんだぜ。少なくとも女子高生二人は残っているのかもしれんが、十七名の一部は別の町に連れて行かれた可能性はないのか?」
「さっきの推理が正しければ、犯人グループはせいぜい五名。監禁場所を分割すれば、それだけ監視もやりにくくなります。ですから人質全員がこの町に残っていると思います。全員が今も生きていれば、という前提ですが」
その言葉に多喜子は身震いした。
「犯行後、バスはどうしたんだろうね?」
そんな直貴の質問に、
「今もまだ倉庫に残っているかもしれません。ですが、これは証拠物件になりますから、すでに解体してしまったかもしれません。これまでに時間は十分あった筈です」
「くそ、時間が経ち過ぎているぜ、まったく」
久万秋が大声を出した。
「沢渕くん、人質は全員無事かしら?」
多喜子が心配そうに訊いた。
「犯人の目的が何か分からない以上、断言はできないけど、今は全員生きていると信じたいね。だから僕ら探偵部が頑張らなきゃいけない。今は言えるのはそれだけ」
「お前、いつからそういうクールなキャラになったんだよ。新人には十年早いんだ、十年」
直貴は、
「よし、それでは役割分担を確認しておこう。クマは今週末、古紙回収業の手伝いをすることになっていたよね。そこで監禁場所の絞り込みを行う」
「俺はやるぜぇ」
「そして佐々峰姉妹は部長が古本屋で聞き出した雑誌を片っ端から調べて、他にも被害者のメッセージが残されていないかどうかを調査すること」
「はい」
「了解」
天井のスピーカーからも返事がした。
「中古のバスの線は、僕が調べよう。そして明日、鍵谷先生が学校に来るから、古本から指紋の検出をしてもらおうと思う」
そこで直貴は沢渕の方を向き直って、
「君はどうする?」
と訊いた。
「そうですね。まずは僕も同じ最終バスに乗ってみたいと思います。それから新野工業の社長に会ってみたいです」
「新野社長に?」
直貴は驚いた声を上げた。
「はい。どこかにツテがあると助かるんですが」
「分かった。それは何とかしてみよう」
直貴はそれ以上深くは訊かなかった。
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