【子規忌】
――『天王山決めた子規忌のホームラン』
季語は「子規忌」。
明治時代の俳人であり歌人でもある正岡子規の忌日(九月十九日)だ。
野球ネタが続くが、これは偶然の賜物。
正岡子規は日本に野球が導入されるや、選手にまでなってしまうほどの野球好きだった。野球を「のぼーる」という読み方で雅号とした時期もあったとか。俳句、短歌、小説など、文学を通じて野球の普及に貢献し、これらの功績が評価され野球殿堂入りも果たしているほどだ。
子規忌の頃はペナントレースも終盤で、この日の試合如何で優勝争いから抜け出せるチャンスも多い。まさに天王山だ。ここでホームランを打ち、試合を決めることほどカッコいい事はない。そんな妄想を、句に託してみた。
誰かの忌日を「〇〇忌」とする季語は多い。
句を詠むにあたって、これらを使う事は滅多になかったが、これからは季語の勉強も踏まえて積極的に使ってみようかと思う。
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