【モロコシ】
――『我れ先と伸びるモロコシ背比べ』
【ひとこと】
トウモロコシは夏のイメージが強いが、俳句では秋の季語に区分されている
玉蜀黍・南蛮黍・高麗黍・もろこし・玉黍・唐黍・焼唐黍・なんばん……とトウモロコシの呼び名として使われているパターンは多く、俳句における五・七・五の文字数と相談して色々とアレンジすることができるのも特徴の季語だ。
農産物直売所へ出かけた八月、駐車場の目の前は一面のトウモロコシ畑に覆われていた。どのトウモロコシも穂先が高く伸びてて、愛宕の背丈なんかとっくに越している。太陽に届けとばかりに、トウモロコシ同士で高さを競い合っているようにも見えた。そんな時に浮かんだ一句。
ちょうど『HAIKU日本大賞2018秋の句大賞』へ応募する句を捻っていた頃である。トウモロコシって夏だよなと勘違いしていたが、調べてみて秋の季語とわかり急遽エントリーしてみた。嬉しくも佳作をいただいた。
次は「冬の句」。(投句に興味のある方はコチラ【https://haikunippon.net/】)
今年の抱負は、何かしらのてっぺんを受賞してみたい。
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