【卒業】&【陽炎】
――『君がひく 卒業ソングと 恋の幕』 (テーマ:「卒業」)
――『陽炎の 奥で振り向く 涙顔』 (テーマ:「陽炎」)
【ひとこと】
俳句×ショートショート『五七五の小説工房』第7回俳句募集での応募句。
テーマは「卒業」と「陽炎」でした。
1つめの「卒業」の方は、卒業式で歌うシーンをイメージ。設定は、今まで付き合ってた彼女が弾くピアノ演奏に合わせて歌う卒業生(彼含む)。卒業を節目に、彼女からお付き合いを終わらせる話を事前に聞かされ、卒業と合わせてダブルで切ない気持ちを表してみました。「伴奏を弾く」のと「恋の幕引き」という語呂合わせで遊んでます。
2つめの「陽炎」は、親友が引越で遠くへ行ってしまうシーンをイメージ。道から揺らめく陽炎はそれほど高さがないものだが、遠くへ去って行くにつれて親友の姿が陽炎の高さと重なり、振り向いてる姿はどう見えているだろうかというのを表現してみました。
陽炎でぼやけているのか、涙でぼやけているのか、定かではないところを出したつもりだったのですが、改めて見直してみるとイメージが掴みきれてないような句になってる気がします……。
特選・秀逸・佳作に選ばれた中の2句から、ショートショート作家の手による短編が新たに生まれるという企画でしたが……2つともカスリもしませんでした。
こうなったら、自分でイメージ短編でも考えてみようかしら――
(どなたかインスピレーション浮かんで書いていただくのも期待したりするこの頃)
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