魔法を使い、軍に属する。一見血生臭いお話や、突拍子もない魔法の数々を想像するかもしれない。
違うのだ。黄昏のソルセルリーはまるで吟遊詩人が詠うような、美しく、そして練りこまれた読む者を惹きこむ素晴らしい物語なのである。
文字を目で追う、それだけで途端に世界が思い浮かび、まるで壮大な映画を見ているような感覚にすら陥る。
ひとりひとり個性的で、それでいて異色さはない。皆が皆、この物語に溶け込んで各々が楽しく、真摯に物語を紡いでいく。
続きは一体どんな展開が待ち受けているのか?――いつも楽しみに待っています。