第5話

「そうか。それはそうと、ローズと言う名前じゃ、まずいな。ロンと呼ぼう。……ほい! 俺の予備のマントと服を貸そう。大きいから胸が隠せる。明日は早く旅立つからもう休むぞ。お休み」


 バードはゴロンとベッドに転がる。


 ローズはマントと服を抱えて、自分の部屋に戻った。


 一人旅の方がよかったろうか? バード、不思議な瞳を持った、……たしか鍛冶師だったわね。


 ローズは色々考えているうちに眠りにおちていった。

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