長い長い一人語り

Clarity

歌から出た話。

今回は、Zedd ft.Foxesの「Clarity」を。

若い人向けの飲み屋に行くと今でもちょくちょくかかってるよね、これ。

ZeddはEDMの帝王だと個人的には思っている。

他の曲を聴いてもどこかで皆この人に右習えしてる感が否めない。

そんなこの曲をGoogle先生に聞きながら歌詞を追うと、

壮大なダメ恋の歌だということが判明した。

別れた方がいいって、頭ではわかってるんだけど

心ではそんなの望んじゃいなくって、またその人の事でいっぱいになる

わかるわかる。

10代の女子とかがダンスフロアでこんなの聴いたらお持ち帰り事案だわ。

しっかし、壮大なダメ恋かぁ…。

友達が７年間ヒモを養い続け、SNSでそのヒモが他の女との１周年でペアリング買ったのが流れて来ててブチ切れて別れたのを思い出すなぁ。

俺BIGになるが口癖で、「黙って30万貸してくれ」という痺れる迷言をサラッと出してきて荷物ごとマンションの窓から投げ捨てられてたなぁ…アイツ今何してるんだろう。

”If our love is tragedy, why are you my remedy?

If our love's insanity, why are you my clarity?”

ってサビがきっとキモなんだろうなぁ。

熟れた果実みたいにぐずぐずで

甘ったるく腐りかけた、酔っぱらう恋

昼の光の中で見ると、そんなのうそっぱちだし、ろくでもないってわかってるけど

ついついそういうものに惹かれてしまうのは、人の性（さが）なのかもしれないな。

我を忘れてのめり込む恋がひとつくらいあったって、いいよね。