Place Of Love

歌から出た話。

4回目は、LOVE PSYCHEDELICOの「Place Of Love」を。

3日坊主で終わらなかった私エラい。自分で自分を褒めてあげたい。

マジで。

3回目まで男性アーティストばかりを取り上げてきてたので

女性アーティストも行ってみようかなと。


これは7月公開の映画、「昼顔」の主題歌。

いわゆる、報われない恋ってやつだ。アレだとは敢えて書かないぞ!

この人は報われない恋や、やりきれない恋を歌わせると凄く声がノる気がする。

ここまでバシっと合うと、もう確信犯的な感じだ。


曲紹介はここまでにして、えぇと今回はどんな話をしようかな。

報われない恋だね。

歌では愛と歌ってるけれど、あんなの愛なんかじゃない。

ただ熱に浮かされただけの事だ。

まぁ、恋なんて基本、報われないのが当たり前だ。

そもそも、おちるものなのだから。

自力でコントロールなどできるような代物じゃない。

制御できるなどと考えてる奴は、まだそれを知らないか、紛い物を掴まされただけだ。

笑って「恋」したことなんて、殆ど無い。


「おちる」というのは、堪らなくスリリングで背徳的な行為だ。

夜空に散る花火みたいに、鮮やかな色彩で胸に瞬間が刻まれていく。

ほんとうに、あっという間だ。

そっちに行ってはいけないよ、って頭ではわかっているのに

その時の色が、ビビッドであればあるほど

また刻まれたいと、勝手に追い求めてしまう。

どうしようもない。

本当に、どうしようもない。

頭でどうにかなる時は大抵、大して本気じゃない時だ。


それがいい事か、悪い事かは別として

目が覚めるまで茨の中

心の内側で燃え盛る

激しい渦の中に閉じ込められたみたい

一方向に行くしかないんだ。


他所の人がするには、否定も肯定もしない。

けど、私は。

またおちたいかと聞かれたら、もう御免だ。

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