第8話:パラダイスなメンバー・02

 確かに、今の10万でここに

住めるなら、悪くはないけど……

…。


「そ~ッスよ。」とヤス。

「10万でここに住めるなら、

オレが代わって欲しいくらいだぜ。」


「バ~カ。」と巨乳ダンサー。

 動くたびに乳首が見えるって

………。

 も~、オレのジャスティスが~ーー!

 崩壊寸前だ~ーーーー!!!!


 オレは腰を屈(かが)めた。

 う~ーー落ち着け~ー

 オレのジャスティス~ーーー❗


 ダンサーは続けた。

「お前なら、こっちがゴメンだよ。」

「え~何で~ーー。」

 ヤスが反論。


「ま、童貞ボーイ。」

 先輩はオレの肩を抱き、

「今日からオレが面倒みてやる

から、安心しろ。」

 何をどう安心するンだ。


「な、だから、あと2万だけ

貸して………。」


「な~ーーー、バカ言わないで

下さいよ~ーー。もう全財産が

ないンですからーーーー」

 いいのだろうか。

 オレは、このままここで

暮らして………。






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