一つ一つの話が短く、さらさらと読めてしまうのでヤバイ。怖いのになんだか癖になる、そんな短編集。
思わず関西弁で『ひとこと紹介』を書き込みましたが……。私的には、怖い話は「短編」だと思っています。「短編」こそ、あのぞっとした感じが伝わるんですよね。だけど、起承転結が難しい。そこを、この作者様は、なんと上手にこなされることか!!一気読み必至。ただし。夜はダメ。
もしくは得体のしれないものに指で背中をなぞられるような、ゾゾッ。それがずっと続いていく。だけど、どうなっていくのか、先が楽しみ。