第二話 計画

次の日の朝、昨日の事が後を引いていたせいで

私が気まずくて、彼が起きる前に、手早く支度をして家を出た

幸い、三日後には任せられた仕事が始まる


残業も続くし、集中もしたいからと

始まったら近くのカプセルホテルに泊まると、彼にはメールをしておいた


三日後。。。そして三日間の彼のとのやりとりはこうだ



正直な所、彼がこの間の、遅くに帰宅した日の事

どこにいっていたのか聞いたけれど


内緒と、言うよりも、濁された感じで

その後は一文字もしゃべらずに


自分の部屋で誰かと話していた、それも嬉しそうに。。

それがここ三日ほど続いていて

私は三日間も親友に相談していた


 

それでも私は、彼が作ったお弁当を三日も食べたけど

その時の味はよく覚えていない


ただ、ご飯が少ししょっぱかった事だけは覚えている


(へぇーだからかぁー、今日は社員食堂に居るのは)


会社近くのホテルに泊まり始める、今日の初日

彼のお弁当が貰えるわけもなく、私は社食で

久しぶりの味がする物を食べていた


(んー。。)


私の頭をポンポン叩いて、話しかけ、尚且つ

子供扱いしてきたのは、同期の香で[かおる]


香には恋以外にもいつも色々と聞いてもらっている

恋より食い気の多い性格な彼女は


どうしてか的確なアドバイスをしてくれる

大切な親友と思っている


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