1-3

(遅いなぁー。。怒ってんのかな。。)


クシャクシャと頭を掻いて、自分の気持ちの憤りを発散する。。

今の私にはこれくらいの、方法しかないというか、この薄い壁の構造の部屋では

何かすら出来ない


(引っ越そうかなー。。でもお金ないしなぁ。。)


お腹の空き具合と、貧困の虚しさが比例するように

こんなときでも、寧ろ、こんなイラついてる時こそ

ワガママになる。。



そして料理も彼に任せきりの私は、冷蔵庫の食材すらも食べ物には思えい

そしてこうゆう時にいつも思うことがある。。


(お婿が欲しいなー)


ダラダラ家で過ごすこと数時間、彼はようやく帰って来て

その時間は深夜だった。。





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