最終話~ 真実

ゆっくりと手紙を開封した

最初の一文字にゆっくりと目を向けて読み始める


[私です、手紙ありがとう、相沢くんが納得するまで待ってます、こちらこそ宜しくね]

こう書いてあった


(ほんとにあの頃に読みたかったね。。)


(ほんとだよ!それに告白なのに待っててとかさ)


思いだし笑いをする彼女。。


(仕方ないだろ。。あの頃は相当だったし俺は)

(たしかにね、私も好きだったけど、少しは言ったかも、健康に悪いしねー)


当時の俺は何度も言うけど、デブの一言そのままで

相沢に告白する前に痩せたかったけど、焦っていて、告白してからもう一度、痩せてから再告白を

お願いしていた、今思えば、告白なのかどうかも怪しい手紙だと思う


(両思い。。それ知ってたら、ちゃんと先に言ってたよ。。。

でも結局、俺は痩せてから告白したと思うけどさ)


(なんで?)

他意もなにもない感情で俺に問う彼女は相変わらずだ

(相沢はさ、人気だったんだよ。。気づいてないんだろ?だからカッコいい方が相沢が弄られないだろうってな)




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