6-2

(知らなかったー。。じゃー棚町くんはミーハだね)


してやったりな顔に少し不満が芽生えた。。

(それは違うな!すきになった人が たまたま人気者なだけだ!見た目じゃない。。半分はな)


(うわー正直、へへへっ、んじゃーどこをすきになったの?)


またまた他意のない真っ直ぐな言葉で言い寄られる

これには一生勝てる気がしないと

そんな気がする、が

それも、少し嬉しかった


(そうゆうとこかなー他意のない言動、人助けも、対話も、そのままな正義みたいなとこかな)


(うーーん、うん)


(ごめんね、難しいこと言って)

今度はこっちの優越顔を向ける


(馬鹿にしてるの!?まーでも このままの私が好きなんでしょ?)

(まー、そうだね。。)


相沢は満足してニコニコしている

[やっぱりかなわないな。。]


(あのさ?聞かなくても良いと思うけど。。再会時の俺はどうだった?)


出来るだけ笑顔で質問してみる。。


(最初はー、懐かしかったかな?でも直ぐに他の子の対応見てて、あり得ないって思ったよ

気付いてからは、変わったなって。。で、更に最悪だなって。。)


今となっては、彼女も笑い話だけど、やっぱり、自己嫌悪にはなる。。


(でも、棚町くんだって解ってから、ずっと見てたけど変わらない優しさもあったから

余計に気にはしてたよ、なのに適当に交わすし、話も聞かないし!)


(悪かったって。。んー?変わらないとこって?)


(その前に、話ながらちょっと外いかない?)








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