4-2

最終的には、遊び人だからと割りきったビッチな生徒、特に上級生が多く

媚売りよりも、質が悪く、言い寄ってくるヤツは、完全に腐食しきった人ばかりになった


相沢も、なにかにつけて話を振ってきたが

俺には他の女と変わらなく思え

扱いも同じく、雑にあしらった


それからも、仕方なく決まった集団行動の時や、休み時間に

相沢は適当な話題を持ってくるのが、正直、厚かましいく思えた


それも、無関心な対応をとる内に、他の生徒も、相沢も

少しずつ諦めてくれたらしく、面倒事は減っていき


クリスマスの季節が近づいた頃には、たまの手紙がくる程度に落ち着いていた

けど、俺は学生の内は恋愛はしないと決めている だから誰とも付き合うことはない


そして、終業式当日、きっと最後になるであろう手紙が一通

机の中に置いてあり、手にして読んでみた


相変わらず、始めて見た時から、などと、曖昧な気持ちが綴られていて不愉快に思う


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