第十四話

第十四話


 死刑囚とポケモンの勝負を見てる暇がなかったので、千秋達は本来の用事を果たすことにした。


 即ち胡姫禁中宴の祭器達の残り二人を迎えに行く用事である。

 正直な話、こいつらについてもあまり構ってる時間が無いのだが。


 そもそも祭器達とは何者なのか。

 菅原さんが忍杯戦争の監督役を買って出た時に、なんとなく集まった胡乱な奴らと言う印象しか無いが、そのファーストコンタクトはそれよりも前だ。


「あなた達、宴の祭器ってさあ。確か忍杯さんが殺された時にいたよね?」

「如何にも。我らは長い眠りから目覚め、…そうだな。忍杯殿に呼び出された次第。そこで此度の戦いの事を知らされたのだ。」


 千秋の質問に祭器のうち『眼鏡橋』と書かれた雑面の者が答える。


 死刑囚とポケモンが橋の上で殴りあう光景をよそに、一行は室生寺の境内へと足を運ぶ。

 するとなぜか付いてくるのだ。東突厥高校の芒手のぎす血樽子ちだるこが。


「長い眠りィ〜?私も気になるわ。」

「悪いが話せんことが多いなぁ。」


 敵のくせに当たり前のように口を挟んでくるのである。

 千秋はとりあえず敵らしくしなさいと注意をしようとしたが、それより早く宝蔵院お春が顔面を殴っていた。グーで。


「生意気なんだよぉ」

「あら怖いぐぼぉ」


 芒手のぎす血樽子ちだるこは門の柱に頭をぶつけた。

 宝蔵院お春は敵には容赦無いのだ。これは西大寺千秋も同じだった。


「てめーがイルカショーを襲ったせいで尊い命が失われたじゃねーか!!バカヤロー!」

「痛いっ!この娘の右ストレート超痛いわぁぁーッ!」


 血樽子ちだるこはさりげなく会話に混ざって強者感を演出したかったが、お春は目の前のテロリストを見逃すほどヤワな性格ではなかったのだ。


「ちょっとこれは計算外かしら。こんな野蛮な人たちと一緒にいられないわ。さよなら。」


 血樽子ちだるこは逃げようとしたが、千秋が後ろから羽交い締めにした。


「えっちょっ離して」

「黙れメスブタ。お前がほぼ一般人だと分かれば私達の正義の鉄拳が黙ってないぞ。」


 これが正義のやることかという疑問は結果を出してから言ってもらおう。

 当たり前だが、勝てるやつから勝たないと何の為に今まで鍛えてきたのか分からない。


 ただでさえ此方は自分達のせいで無関係のイルカや人間に迷惑をかけて気が立っているのだ。


 この醜い争いは五分くらい続き、血樽子ちだるこはシバかれまくって、名前負けしない血達磨になった。


「ちょっ…ストップ!待って!オッケー待って!話し合いましょう!話せば分かりあえる!」

「問答無用ォ」


 だが、千秋の止めのニーキックはサイボーグ化した不老不死のラテン人のおっさんに止められた。


「神を信じなさい。」

「あっはい。」


 こうして千秋とお春はようやく芒手のぎす血樽子ちだるこへの攻撃を止めた。

 根来忍者の外道げどう一群斎いちぐんさいはこの光景をドン引きしながら見ていた。


 そんな彼は話題を戻すという手段でしか場の平和を維持できなかったのだ。


「で、何の話じゃったっけ。」

「確か我々胡姫禁中宴の祭器達が何者かという話でしょう。」


 千秋とお春は根来忍者の一群斎いちぐんさい以外の残り二人に宥められながら息を整えていた。


「そうそう、確か千秋殿とお春殿はこの怪しい御仁達と初対面では無いそうな。是非その馴れ初めを聞きたいものじゃ。」


 一群斎いちぐんさいのわざとらしい提案の言い回しに合わせ、根来忍者の残りの二人も頷く。

 外道げどう一群斎いちぐんさい。生まれてこの方止野よしのの山中で育った野生児の為、女子が本気で切れるところを見るのは初めてだった。


「ああッ?」

「…」


 千秋は戦闘用の喋り方で返事したが、よく考えれば外道げどう一群斎いちぐんさいは菅原さんの呼び掛けに応じた訳だし、現状敵ではないので大人しくする事にした。


「我々宴の祭器達は忍杯殿に呼び出された者達。

 だが、忍杯殿のことは余りに信用に足らぬと判断し、諸々の事情を問いただしがてら、命を頂きに参ったのだ。」

「お前達そんな野蛮な思考回路で動いてたのか。」


 千秋達と祭器達はまさに忍杯に呼び出されて同じ場所に集まった事になる。

 しかし、その忍杯は全く予期せぬ形で命を落とす事になった。


「まあその辺はあんまり言い訳できないよね。でもさ、当の忍杯殿はヤクザの抗争に巻き込まれて死んでたじゃん。」

「そうなんだよね。アレはビックリしたよね。そっちも殺そうと思った奴が死んでてビックリしたんじゃ無い。」


「でも彼奴は方々で恨み買ってたみたいだから、ああなるのは必然だったよ。」


 ここまで会話してもこいつらが何者なのか全く分からないが、とりあえず良い奴でも悪い奴でもなさそうだ。

 それにしても気になることはまだある。


 この質問は千秋ではなくお春殿がすることにした。


「あのさ。ちょっと良いかな。あなた達が松平総理がディスクで言っていた『キツネ穴』から解き放たれた連中なの?」

「それについては悪いが俺たち自身も良く分かってないんだよ。」


「太乃長官も言ってたけど、野菜王国の宝物庫からなんか盗んだりして無い?」

「それについてはなあ。心当たりと言えばなあ。

 我々胡姫禁中宴の祭器達は胡姫様に収集された器。つまり、我々の方がその宝物庫の宝だったのでは無いか。」


 自分達を指して器とか宝とか何言ってるんだろうか?

 非生物なのだろうか、こいつら。


 話を聞いていた外道げどう一群斎いちぐんさいが口を挟んできた。


「ちょっと良いか?つまり、お主達は忍杯戦争で千秋殿と組むために、忍道会が宝物庫とかから解き放たれたのでは無いか?」

「はっ!?」


 それは全く予期せぬ可能性だった。

 だが、決して悪くない考えだ。むしろあの場に二人とも集まっていたという事実がある限り、真実味がある。


 忍杯は千秋に別の一般人の身分を偽装させてルールの穴を突くつもりだった。

 それはあくまで余興としての一面が強かったが。


「いやあ、無いんじゃないかなあ。俺たち、他に仕えるべき主人がいるからさ。」

「誰だよそれ。」


 一同の足取りは軽く、山の斜面に設けられた広い石段もヒョイヒョイと登ってゆきながら会話する。

 そうしているうちに、早々と有名な室生寺五重塔の前に来ていた。


「おお見事な五重塔よの。台風で損傷したと聞いたが、建て直してもこじんまりとした中にしっかとした聳え立ちよ。」


 祭器達が勝手に感動していたが、室生寺五重塔は室生寺の長い長い石段と石段の間の土手に建てられた割合小さな塔だ。

 階段を上ってみれば、突然目の前に五重塔が生えてくる光景は見ものである。


 しかも室生寺は四方を山中に囲まれているため、自然の中に縮尺が分からなくなり、本来よりも大きく見えるのだ。

 それはジオラマや特撮の技術と言っても良い。


「すごい。確かに綺麗。」

「写真撮っとこう。」


 千秋達が短い余韻に浸っていると、あの芒手のぎす血樽子ちだるこがいつの間にか会話に混ざってくるのだ。


「ねえ話聞いてよお。」

「お前みたいなポケモンマスターと何の話をするんだよ。」


「そうね。私がこの場所にいる意味かしら。」

「そういや、なんでアンタ伊痩いせのイルカ島に居ないんだよ。持ち場を離れてて良いのか。」


「そうねえ。良くないわよねえ。私にとっても、あなたにとっても。」

「あっ」


 しまった、という風に思わず声を出したのは外道げどう一群斎いちぐんさいだ。


「あら気付いたかしら。私はあなた達の捕虜になりに来たのよ。」

「はあ?死ぬ?」


 千秋はわりと最上位の怒りを示した。


「それも良いかもねえ。でも、どちらにしてもあなた達が東突厥高校を攻撃する理由はもう無いわよねえ。」

「あっ」


 ああっ

 そうだ!こいつ忍杯戦争の参加者なんだった!と、千秋は今更ながら気が付いた。


「私が降伏すれば、忍杯戦争の為に結集したあなた達は東突厥高校という大きな敵を失うわ。あなた達にとっては目の前でご馳走を取られるようなもの。」

「ちょっと待て。一発殴らせろ。」


「ひいっ」

「いや待てお春殿。とりあえずこいつの話を聞いてからにしろ。」


 一群斎いちぐんさいが仲裁して血樽子は辛うじて話を続けた。


「…目前でご馳走を掠め取られたあなた達は果たして空中分解せずに居られるかしら?」

「待て待て芒手のぎす殿。こんな手はお主にとっても大悪手。このことはお主の仲間は知っておるのか。」


「勿論"知らないわ"よ。今は私が隙を見てイルカ島から脱走してるの。」

「何だと。面倒くさいことしおってからに。」


「あのねえ、何か勘違いしてるけど、私は東突厥高校の統率者じゃなければ幹部でも無いわ。私は彼奴らの奴隷なのよ。」

「ああ…お前、卑屈そうな性格してるもんな。」


 千秋はわりと血樽子ちだるこのことが初印象の時点でめっちゃ嫌いだった。


「卑屈…そうね。高校一年生から学校に滞在していた御庭番衆に地獄のような訓練を受けさせられたらこうなるわ。今のあなたと似たようなものよ。」

「えっそれ喧嘩売ってるつもりなの?」


「まさか。事実を述べたまでよ。ただ、今や私は人を殺すことに何の躊躇いも無いわ。だから今更私の行動で人が死んだところで何の未練も無いのよ。」

「ああ、自分で人を殺すよりも、誰かが殺してくれた方が気が楽だよなあ。」


 言ってはみたが、実際追い詰められているのは千秋達の方だ。

 血樽子ちだるこの言は即ち、自分が死んでも東突厥高校が止まらないことを意味する。


 一方、西大寺衆はどうだろうか。彼らは東突厥高校を仮想敵とし、長州征伐の思想のもとに結束している烏合の衆だ。


 最良でも忍杯戦争を脱落した東突厥高校を放置して長州へ征伐。最悪だと内部分裂を起こし一般人に余計な被害が及ぶ。


「そうねえ。確かに私はこの手で誰も殺したことは無いわ。でもあなた良いのかしら?私は人を殺したことが無いのよ。」

「何が言いたい。」


「私は無理矢理忍者にされて、命からがら野蛮人達の手から逃れてきた、ただの一般人の女の子なのよ?いくらそのせいで人が死ぬと言っても、大局的に仕方の無い部分はあるわ。」

「…」


「ねえ、自分の失敗のせいで人が死んでも、最小限の被害なのよ?私は善人だわ。

 そんな私を果たして殺して良いのかな?」

「…お前、どこまで私たちのことを調べてる?」


「別にぃ。でも私は今回あなた達のことを知って、とっても仲良くなれるって思ったの、ねえ。」


 明らかに芒手のぎす血樽子ちだるこが千秋とお春への接近を目的に近づいてきたのは明白だった。


「ねえ、フィクションとかでよくあるでしょう?作品内で人を殺した人って、作品内で然るべき報いを受けるべきじゃ無い?大抵の作品って、人殺しは作中で死なないと歯切れが悪いわよねえ?」

「いや、別に法律で裁けば良いだろ。」


「えっ」

「フィクションの話とか舐めてんの?私は一般人だから殺人者達を全員法のもとに裁きたいだけなんだけど。お前はこの戦いをフィクションかなんかと勘違いしてたの?」


「待って違うの。」

「この妄想野郎っ」


 千秋は血樽子ちだるこの下腹部にグーパンチした。

 なんかゴミ袋を詰めるときのような感触がした。


「うげぇっ!痛いっ!グヘヘ…」

「お前を捕虜にしてイルカ島に連れて行ってから解放してやる。それが然るべき戦いの流れだ。」


 とはいえ戦いの趨勢を芒手のぎす血樽子ちだるこに握られた感じは否めなかった。

 この陰気な妄想女と一緒に旅をすることになったのも痛い。


 そして完全に忘れていたが、探し求めていた宴の祭器の残り二人は五重塔の後ろに隠れていた。


「さっきから見てたらこれはどういうことだ。何故仲間が増えている。」


 言ったのは『白鹿』と書かれた雑面を被った黒子だった。


「やはり忍杯戦争は未だ継続中だ。だがルールが変わってな。一先ずそれは後で説明するとして、お主達はどうだった。」


 答えたのは『天竺』と書かれた雑面を被った器だった。


「…良いのか。きかれておるぞ。」

「ああ、構わん。私が保証する。」


「いや、そうでは無い。こやつら以外にも見ている者勢力が幾つかあろう。」

「えっ何だと」


 驚いたのは千秋である。

 全くそんな気配は感じなかったが、果たして西大寺衆や東突厥高校以外にこの戦いを見ているものがいるのか。


 だが、『天竺』は怜悧として『白鹿』に答えたのだ。


「それは仕方あるまい。下の橋では忍杯戦争の真っ只中。一般人が戦っておる最中じゃ。我々西大寺衆に賛同しなかった"各勢力"としても気になっているところもあろう。」

「…その西大寺衆とやらがよく分からんが、良いのだな。」


 ここで話に口を挟んだのが、外道げどう一群斎いちぐんさいだ。

 随分と話に口を挟むのが好きな爺さんだ。実際暇なんだろう。


「待て待て。後で何か言われても困るから先に説明しておく。おそらくその見ている連中は根来衆と組んでおる組織じゃわ。」

「何言ってんのこの爺さん。」


 えっ裏切り?

 確かに高速道路では根来忍者を大量に撥ねて回ったけど、私たちの仲良かったじゃん。と、千秋は勝手なことを思った。

 でも妄想なので口にはしなかった。


「まあ待て、組んでると言っても浅い繋がりじゃわ。戦いを円滑に進めるための同盟みたいなものじゃよ。ここより南、和歌山病は紀州の組織二つじゃ。儂はそいつらとLINEのグループなんじゃ。」

「つまりそいつらをここに呼んだの?」


「いや、呼んだのは他の者じゃ。ほれ、儂と同行しておるそこの根来衆の二人。あやつらは元々その紀州のそれぞれの組織からの出向組じゃからな。」

「へーそうなんだ。」


「これは紀州三国同盟と言っての。お互いを監視する為の措置なのじゃ。そこの愚蘭坊グランぼうはエチオピア忍者からの出向。そしてそこの乳出ちちで御児兵衛おごべえは儂が直々に鍛えてやったが、元は和歌病わかやま県警の警察官じゃ。」


 見れば愚蘭坊グランぼうは身の丈が五メートルはありそうな巨漢、鉄の籠を頭に被せて隠した上半身裸の男で、ビルほどもある巨大な大剣クレイモアを肩に担いだ黒人である。


 一方、乳出ちちで御児兵衛おごべえは中性的な顔立ちの美少年で、不敵な笑みを絶やさない、長槍を背負った妖艶な男の子だ。


「まあ二人ともイマイチキャラの立っておらん、見た目もパッとせん奴らじゃし、お主達が気にすることは無い。別に名前も覚える必要もなかろう。」

「いや、今までで一番キャラ立ってる気がするんですけど。」


「そういう奴に限って大抵見た目だけしかキャラ立ってないんじゃよ。」

「えーそうかなあ。」


 すると巨漢の黒人、愚蘭坊グランぼう大剣クレイモアを振り回し始めた。そして乳出ちちで御児兵衛おごべえは不敵に微笑んだ。


「オレ、頭良い。」

「くふふ。」


 あー微妙、と千秋は思った。

 絶対こいつら一般生活送れねーわ、とも思った。

 だが、こいつらは後に伝説のユーチューバーとなり、アフリカの貧困に人生を尽くすことになる。


 さて、気を取り直して『天竺』が『白鹿』を説得する。


「まあそういう訳じゃ。どっちにしろ、こんな我々宴の祭器の情報になど価値は無い。」

「そうか。ならばこれだけ言おう。成った、と。」


「…そうか。ありがとう。ならばこんなトコに長居は無用じゃな。さっさと次の目的地へ移るとしよう。」

「待て。こいつらは成り行きとは言え名を名乗った。俺たちも名を名乗るのが礼儀だ。俺は白鹿瑞器。」


 白鹿瑞器は顔に『白鹿』の雑面を被っていた。


「同じく今より西大寺衆とやらに合流する。俺は山月記虎器。」


 山月記虎器は顔に『山月記』の雑面を被っていた。


 合流した二人の器が名乗ったせいで、元々一緒に西大寺衆と同行していた三人も名乗ることになった。


「俺は大審院火器。」


 大審院火器は顔に『大審院』の雑面を被っていた。


「私は眼鏡橋光器。」


 眼鏡橋光器は顔に『眼鏡橋』の雑面を被っていた。


「私は天竺美器。」


 天竺美器は顔に『天竺』の雑面を被っていた。


 『白鹿』『山月記』、

 『大審院』『眼鏡橋』『天竺』。

 それが何を意味するのか、千秋には分からなかった。


 さて、五人揃った宴の祭器達と西大寺衆、そして捕虜になった芒手のぎす血樽子ちだるこは徒歩で駅に戻った。


 駅にはドリームランド衆や太乃長官、薬師博士、菅原さんや冬次叔父さん達が筋トレをしていた。

 そして夕方頃になって、中々戻ってこないヤクザ達を心配した一行が川を見に行けば、何と彼らは遊牧民達とビールを飲んでバーベキューをしていたのだ。


「お前達っ!ここはアタイが食い止めているうちに行けえ。」

「千秋、あいつらヤクザのことは置いてこう」


「でも叔父さん、まだ晩飯が残ってる。」

「千秋!!ここは辛いが絶えるんだ!!くぞ!」


 きっとヤクザと生きて再会できると信じて。

 千秋達は晩飯を食いに電車で伊牙へ向かった。

 電車には普通に遊牧民とヤンキーが乗っていたが、殴り倒して誤魔化した。

 つづく





☆【伊勢編】忍杯戦争関係者一覧☆


○西大寺衆

・千秋とお春一行

西大寺千秋

宝蔵院お春

西大寺冬次

薬師博士

太乃悧巧りこう

十津川勇蔵


・根来衆

外道げどう一群斎 いちぐんさい

愚蘭坊グランぼう

乳出ちちで御児兵衛おごべえ


・伊賀組


・胡姫禁中宴の祭器達

別業なりどころ胡瓶こへい


・南郎組傘下忍道会

・南郎組傘下鶴詠会

・神兵衛南郎組傘下有門組


・ドリームランド公国


・裏正倉院


・死刑囚

竜田川龍之介

他二名


○敵方

・東突厥高校

芒手のぎす血樽子ちだるこ

以下不明






忍杯戦争参加者一覧

外道げどう 一群斎いちぐんさい

藤武蔵ふじむさし人魚にんぎょ

濃尾のうび透助ノ介すけすけのすけ

本堂ほんどう兵庫ひょうご

織衛おりえ不要人いらすと

未知判丸みちわかまる

芒手のぎす血樽子ちだるこ

猿紅葉えてもみじ母宗ははむね

ゆき初蓮それん鎌槌かまつち

諸兄もろえ盤也たらいや

海蛍うみほたる

福雷ふくらい茶釜ちゃがま

すわり

別業なりどころ胡瓶こへい

     以上十四名

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