第八話

 特別統制区と奈落なら県の県境に出没するという、根来忍者の謎はそのままに、千秋とお春一行、そしてそれぞれの運命を乗せた車は見事敵陣を突破した。


 時分は明け方。ハイエースが奈落なら県内に入り、赤色の二重線を引きながら、辿り着いたのは宝蔵院お春の母校、錦城高校であった。


 ハイエースは度重なる根来忍者との交戦により、フロントがボコボコになり、ガラスはひび割れて返り血に染まっていた。


「ひでぇ。」


 千秋はこの事態にやや不信感を抱いた。


 根来忍者は一般の人にとって知名度は高くないだろう。

 しかし、戦国時代に活躍し、現代にも生き残る彼らの実力は千秋の知る甲賀組連中に引けを取る筈がないのだ。


 そんな彼らが車の激突などであっさりと殺られる筈がない。

 敵であるなら、あのファーストコンタクトで死んで欲しいが、そうもいかないのだろう。


「これはもしかして争いの火種を撒いただけなんじゃないかなあ」


 お春殿もそう呟いている。


 さて、その宝蔵院お春だが、彼女の視線は車ではなく、車が停止した建物、私立錦城高校を見据えていた。


 錦城高校。

 一体、薬師博士は如何なる目的があり、この場所に立ち寄ろうと思ったのか。

 それは明確である。


 学校と銘打つこの伏魔殿は、その実、四人の教頭達が支配する宇宙的恐怖の牙城だ。

 根来忍者が歴史上の殺人集団ならば、錦城高校の四教頭は人の形をした文字通り邪神の集い。

 四教頭の力を上手く使えば、忍杯戦争を勝ち抜くことなど容易い。


 …争いの火種を撒くと言えば、あいつらにモノを頼む事こそそうかもしれない。

 千秋はお春を見ながら感じた。


「お春殿、この場合重要なのは根来忍者が組織が動いていたということですよ。第一、あの場所で彼らが陣取っていたという事がおかしい。」


 薬師博士が分かりそうで分からないことを言う。

 その時、血塗れになった道路の向こうから、這う這うの体の僧者が駆けてきた。


「きさっ貴様らっこの根来衆相手にっこんな…儂と戦えい!」

「よし!満身創痍だなあ。」


 根来衆を名乗る忍者をバックブリーカーで捕らえた一同は錦城高校の敷地内に侵入し、万葉集の歌を口ずさみながら体育館に侵入した。


 体育館では一人の女子生徒が腕立て伏せをしながら、その後方で四教頭が熊のぬいぐるみを縫っていた。


「さあ教頭先生。早く熊のぬいぐるみを縫って下さい。」

「ひい〜勘弁してくださいよ〜」


「あっ菅原さん。」

「あっお春殿。そちらも朝練かな?」


 お互いとても怪しい人物に見えるが、腕立て伏せをしている女子生徒は宝蔵院お春のクラスメイトだ。

 名を菅原琴美と言い、宝蔵院お春の数少ない友人の一人である。

 お春殿にどれくらい友達が少ないかというと、菅原さんを除けばあと二人くらいしか友人がいない。


 スポーツ好きの菅原さんは早朝から一人で朝練をするくらいスポーツが好きだ。


 その後方で熊のぬいぐるみを縫う四教頭はただの女子生徒好きの変態なので安心して欲しい。


「おお、お春殿達も我々四教頭が熊のぬいぐるみを縫う気力を養いに来てくれたのかね。」

「四教頭、実は大変な事になっているんだ。」


 お春はアルゼンチン・バックブリーカーの体勢から捕らえた根来忍者を背骨から床に叩きつけ、四教頭に話しかけた。


「このいかにも根来忍者然とした風貌の素敵な御仁は誰なんだい。彼も腕立て伏せをしに来てくれたのかな。」


 一般人で何も知らないスポーツ好きの菅原さんは根来忍者に勝手に特製のスポーツドリンク(競技で使えば違法)を与え、無理やり腕立て伏せをさせ始めてしまった。


「うわあああああ」


 根来忍者は訳も分からず腕立て伏せをした。とにかく腕立て伏せをした。腕立て伏せをするのはいつ以来だろうか。


 それは二十四時間テレビの裏番組として和歌病わかやま県内でラジオのゲリラ放送をした『二十四時間根来』の企画で、二十四時間に渡って腕立て伏せをした時以来だろうか。


 二十四時間根来では視聴者の感動を強制するべく、ゲリララジオ番組電波の中で若い衆に腕立て伏せを強制し、失敗した者を粛清するという厳しい修行法が厳然と存在した。


 あの時の彼は若かった。ゲリラ放送を聴いている根来忍者達に感動を与えるべく、ひたすら腕立て伏せをした。

 そして、ラジオ放送中は腕立て伏せの話題に触れられる事が一切なかった為、彼の年でこの企画は中止になった。

 

「うわあああああ」


 三分ほど眺めていただろうか。飽きたのか。菅原さんはお春達一行の中に、西大寺千秋がいるのを見つけた。


「おや、千秋殿じゃないか。」

「ああ、どうも。おはようございます。」


 さて、西大寺千秋と宝蔵院お春。錦城高校における両者の関係には複雑な事情が存在する。

 宝蔵院お春はこの名前で錦城高校の生徒なのだが、一方の西大寺千秋は錦城高校に通っていないのだ。


 そもそも、これは元々西大寺千秋と宝蔵院お春が一人の人間だった事に起因している。


 とはいえ、菅原さんと知り合いでない訳ではない。

 まだ西大寺千秋が一人の人間だった頃、錦城高校に潜入していた最初の数日間において、西大寺千秋は菅原さんと面識がある。


 事件の解決後も菅原さんは度々会いにきてくれたし、良い人なのだが、やはり高校に通えていない身としては遠慮してしまう。


「こう呼ぶとなんだか距離感があるね。お春殿と呼んだほうがいいかな。でもそれだとお春殿と区別がつかないね。」

「いやあ、まあ。西大寺千秋が本名なんだからそっちで呼んでくれた方が良いよ。」


「さて、お春殿、千秋殿。菅原さんとの会話はとりあえずその辺にして。この四教頭達に話をしてくれんか。」


 会話に乱入したのは四教頭の一角。青龍だ。

 青龍は四教頭の例に漏れず、人間ではなく、弥生時代に隕石とともに飛来した外宇宙からの超存在である。

 そんな彼らが人間の女子校の教頭をしているのは趣味と言わざるを得ない。


「実は青龍、忍者達のバトルロワイアルに巻き込まれたんだ。」

「また忍者かよ。」


 四教頭達は大体の事情を把握した。


「なんかアレだろ。どうせ勝負の舞台をイルカショーに指定したら取り返しのつかない事になったとかそんな所だろ。」

「なんで分かるんだよ。」


 四教頭は長年政府の忍者と戦ってきたから大体忍者の考えそうなこととかは分かるのである。

 青龍は千秋とお春を交互に見つめた。


「成る程な。で、お前らはどうするんだよ。」

「一般人を巻き込むような外道どもを生かしておくわけにはいかない。各地のイルカショーを解放し、忍杯戦争そのものを無かったことにする。叔父さんの会社も救うし、五人の謎の人物達も野菜王国に戻ってもらう。」


 果たしてどこまで出来るのか。

 だが、やらないわけには行かないのだ。


 すると、政府の太乃長官が青龍に接近した。


「四教頭殿。私は内閣特殊諜報局黒奉行所の長官、太乃と申します。今回は取引に参りました。」

「ほう。」


 太乃長官はスーツケースを青龍に差し出した。


「こちらに西大寺千秋と宝蔵院お春の着ていた服があります。」

「えっ」

「えっ」


 これには千秋もお春も驚いた。なぜ、太乃長官が二人の着ていた服を持ち歩いているのか。

 いや、可能だ。なぜなら、ついさっき二人は眠らされ、裸にひん剥かれたのだから。


「ちょっ何してんの。政府汚いよ。」

「流石にそれは許されないよ。何してんのマジで。」


「この二着をあなた方に献上致します。その代わり、我々の協力者となって欲しいのです。」

「良いよ。」


 青龍は二つ返事でオーケーした。


「太乃長官ッ!」


 千秋は長官の胸ぐらにつかみ掛かった。


「流石に看過出来ねえよ!?」

「千秋さんッ!!国家の一大事なのですよ!?」


 長官の気迫は本物だった。


「良いですか!?千秋さん!!お春殿!!四教頭を味方に付ければ圧倒的なアドバンテージが得られます!!その力は計り知れない!!イルカショーの為なんです!!お願いします!!」


 これは長官が考えに考え抜いた末に導き出した結論だった。

 そもそも、長官が真っ先に千秋に接触を試みたのもこの為である。

 そして、千秋は西日本のイルカショーを解放したい目的がある以上、この条件を飲まざるを得ないのだ。


「ぐうっくっ」

「聞いてください千秋さん!!私は女子高生の靴下とかにかなり興奮するが!!今回は四教頭に靴下も進呈している!!その事実を考えて下さい!!私も本気なのです!!」


 太乃長官も本気なのだ。

 この本気の告白に千秋とお春は苦渋の決断を下した。


「わっわかっ分かりました。」

「ありがとうございます!ありがとうございます!」


 ここに異議を唱えたのは冬次叔父さんである。叔父さんはここにきてようやく話をしだしたのだ。


「ちょっと良いか二人とも。叔父さんは二人が戦いに巻き込まれるのは反対だ。この学校で保護してもらうことは出来ないのか?」


 叔父さんは政府の人間がなんだかんだで千秋とお春を安全な所に誘導してくれることを信じていたのである。

 そして、錦城高校という安全圏に辿り着いた以上、二人に地獄への道筋を辿らせたくは無かったのだ。


「冬次さん。今なんです。戦いを仕掛けるのは今しかないんです。この一日でイルカショーが襲撃された事実を考えて下さい。」

「忍者はかなり凶暴な連中なんだろう。みすみす二人を死なせれば兄貴夫婦にも顔が立たない。」


「良いですか。冬次さん。イルカショーを真っ先に襲撃したのは功を焦った不用意な連中です。私も考えたんですが、彼らの大部分はイルカショーのノウハウも無ければ、一般人に死傷者を出せば警察も自衛隊も黙っていない。今頃地獄を見ているでしょう。」

「成る程な。根来忍者達が良い例か。」


「その通り。地理から考えて、彼らはおそらく海幽館あたりから逃げ帰った連中ではないでしょうか。イルカショーを襲撃に行ったが、そもそも海幽館にはイルカショーが無い。それですごすごと逃げ帰り、あのような山中で他グループの無差別妨害行為に出たのです。」

「それが二人となんの関係がある。兄貴には借りがある。それはどれだけ返しても返しきれない程の借りだ。だから俺は家族を大切にする。二人を守る為なら俺は何でもする。」


 叔父さんの決意は固かった。

 ここで、青龍が叔父さんに興味を持ったようだ。

 青龍は叔父さんの瞳を見つめた。


「ちょっと良いか。私もこの人の言うことに賛成だ。というかウチの生徒を危険な場所に行かせるわけ無いだろ。」

「ええっ!?」


「去年は敵同士だったからお春殿を傷付けたりしたけどさあ。今年は味方なんだし?大切なウチの生徒に危ない真似はさせたく無いよね。」

「教頭先生!ありがとうございます!」


 叔父さんは青龍の手を握った。


「ところであなたは誰ですかな。」

「あっ申し遅れました。私は来年度にそちらの学校に入学予定の西大寺真冬の父親です。宝蔵院お春の叔父にあたります。」

「へー良いこと聞いちゃった。」


 勝手に同意し合うオッサン二人に、長官は困り果てた。

 千秋やお春としても、この戦いには積極的に参加しないといけない義務感がある。


 だが、ここにきて四教頭は意外な対応に出た。憔悴し、思考すら纏まらない千秋とお春を思いやり、優しく抱擁したのだ。


「よ、四教頭。」

「大丈夫だ二人とも。私服は後でちゃんと返すから。」


 この時、二人は何が何でもこの変質者達を振り切り、戦いに出てやろうと心に誓った。


「ちょっと、勝手に話を進められたら困りますよ。二人は一般人であって一般人ではない。忍杯戦争の切り札なんです。それに、政府に今の忍者達に対応できる兵力はありません。その戦闘スーツを使えるのも実はお春殿と千秋殿だけなんです。」

「なんだって。」


「それに、四教頭が戦えば被害が更に広がる恐れがある。やはりここはお春殿と千秋殿が戦うのが結局一番最善なんです。」

「だからと言ってそんなことが」


 叔父さんの主張も最もである。というかそちらの方が正しい。

 だが、誰かがやらねばならない以上、やはりここは自分がやらねばならない気がする。


  そして、協議の結果、折衷案として宝蔵院お春は学校に残ることに、西大寺千秋は旅に出ることになった。


「えーーー!?」

「折衷案だから!折衷案だから!」

 

 学校に通っていない西大寺千秋は保護する必要が無い、というのが四教頭の妥協案だった。

 しかしこれにお春が異を唱え、春休みなので自分はまだ学校に通う必要が無いと、強行を主張した。


「お困りのようですね。」


 てんやわんやする一同の元に、突然姿を現した者達がいた。

 それは白い装束を纏った三人の怪しい連中だった。


「そちらはどなたですか。」

「お話は聞かせていただきました。我々はあなた方の味方ですよ。しかしどうも、政府の方が真実を話されておられないようでしてね。私が手助けをさせていただきたく。」


「ぉお、お前達は。」

「青龍、知り合いなの?」


 四教頭達はこの三人の白装束を知っている様子だった。

 混乱する一同をよそに、白装束のうちの一人は、腕立て伏せを続ける発狂した根来忍者の懐を漁り、一巻の巻物を取り出した。


「ご覧ください。」


 白装束が巻物を広げると、そこには名簿が記載されていた。


忍杯戦争参加者一覧


外道げどう一群斎いちぐんさい

藤武蔵ふじむさし人魚にんぎょ

濃尾のうび透助ノ介すけすけのすけ

本堂ほんどう兵庫ひょうご

織衛おりえ不要人いらすと

未知判丸みちわかまる

芒手のぎす血樽子ちだるこ

猿紅葉えてもみじ母宗ははむね

ゆき初蓮それん鎌槌かまつち

諸兄もろえ盤也たらいや

海蛍うみほたる

福雷ふくらい茶釜ちゃがま

すわり

別業なりどころ胡瓶こへい

     以上十四名


          “

「これは」

「忍杯戦争の参加者リストです。この十四名それぞれが各自母体となる組織に属し、実際の戦いは組織同士で行われている。」


 千秋はこいつらの名前の覚え辛さに戦慄した。おそらく今のうちにメモしないと把握できないだろう。今のうちに名前を控えたら良いの無いのではないか。


「このうち、根来忍者の忍杯戦争参加者は外道げどう一群斎いちぐんさいという男です。それは我々の目の前で腕立て伏せをしている男ではありません。」

「そうなのか。」


「我々の調査によると、外道げどう一群斎いちぐんさいは二人の仲間を連れ、高焼山こうやさんから奈落なら県へ入り、伊痩いせのイルカショーへ向かうようです。」

「つまりこの近くにその根来忍者がいるのか。」


「だが、真の問題はそこではない。現在、伊痩いせのイルカショーを支配しているのは芒手のぎす血樽子ちだるこという忍者。こいつは勢力拡大を図り奈落なら県へ西征しているのです。」

「なんだって。」


 驚いたのは薬師博士だ。

 この情報は政府の人間も知らなかったようである。


「政府はひた隠しにしていますが、クーデター政権は事実上崩壊しており、関東ではこれを機と読んだ神無皮かながわ県のヤンキー高校が乱を起こし、関西の高校へ攻め込んだのです。」

「ええっ」


「そのヤンキー高校とは東突厥高校。神奈皮かながわ県で唯一の遊牧高校ですよ。ヤンキーと遊牧民の親和性は高く、東突厥高校の代表選手、芒手のぎす血樽子ちだるこはここ錦城高校へも攻め込むつもりです。」

「ちょっと待て。なんでここでヤンキーが出てくるんだ。」


 ヤンキー?ヤンキーが遊牧民?

 それがここへ攻め込むと?


「早い話が、根来忍者と東突厥高校はここ、錦城高校で激突する可能性が高いんですよ。この高校で保護させるされないに関わらず、結局は戦いに巻き込まれるのです。」


 重要すぎる情報を、三人の白装束は言いたいだけ言った。


「おい、だが伊痩いせに向かう根来忍者は三人だと言ったな?お前達も三人だ。お前達がその根来忍者なんじゃないのか。」


 お春が三人に向かって言った。

 確かにこの者達は怪しく、敵味方の識別も出来ない。

 そのような状況で話を信用するのも難しい話だ。


 お春が指摘すると、三人の白装束は頭部の覆いを取り去った。


「いえ、我々はこの十四人の属するどの勢力にも当たらない、言わば第三者ですよ。つまりあなた方の味方です。」

「あっ!!!」


 頭を露わにした三人は一様にバッキンガム宮殿にいるイギリス衛兵のような特徴的な黒い縦長帽を被っていた。


 あっと驚く、というのはまさにこのことである。と、千秋は思った。


 奈落なら県民ならだれもが知っていることだが、イタリア国内にバチカンが存在するように、奈落なら県内にもかつて王国が存在したのだ。

 2006年に閉園したその王国は未だ国家再建の時を伺い、虎視眈々とこの機会を狙っていたのである。

つづく




☆【伊勢編】忍杯戦争関係者一覧☆


・千秋とお春一行

西大寺千秋

宝蔵院お春

西大寺冬次

薬師博士

太乃悧巧りこう

十津川勇蔵


・錦城高校

博多青龍

西川朱雀

森永玄武

尼崎白虎


・根来衆

外道げどう一群斎 いちぐんさい

???

???

以下不明


・東突厥高校

芒手のぎす血樽子ちだるこ

以下不明


・???

???

???

???

以下不明


・その他勢力不明






忍杯戦争参加者一覧


外道げどう 一群斎いちぐんさい

藤武蔵ふじむさし人魚にんぎょ

濃尾のうび透助ノ介すけすけのすけ

本堂ほんどう兵庫ひょうご

織衛おりえ不要人いらすと

未知判丸みちわかまる

芒手のぎす血樽子ちだるこ

猿紅葉えてもみじ母宗ははむね

ゆき初蓮それん鎌槌かまつち

諸兄もろえ盤也たらいや

海蛍うみほたる

福雷ふくらい茶釜ちゃがま

すわり

別業なりどころ胡瓶こへい

     以上十四名

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