マツマツRadio 2回目!
祭「皆さんこんにちは、マツマツRadioのお時間ですよ。パーソナリティは前回と変わらず私、九重祭が努めさせていただきます。
いやぁ〜2回目ですよ2回目、初回で終わらなくてよかったねぇ〜。
では早速今回のゲストを紹介します。『聖女禁装ゼスマリカ』から、えぇとなんて読むのかしら……『さかさま りか』さんに来てもらいました」
鞠「グッモーニンアフタヌーンイブニナイっ☆彡
皆さんお久しブリーチ! 今日も女装ウィーチューバー“MARiKA”だよっ!
もしかして初見さんは声と名前に釣られちゃった? でも残念、その正体は男の娘なのでしたーっ! でも可愛ければ関係ないよネ!
つってなw (バシィッ!)」
祭「うわぁ、ウザイ。ウザさが和風だしで味付けされて煮立ってるわ」
鞠「初っ端から酷い言い様!? あとボクの名前は『さかさま りか』じゃなくて『さかさ まりか』だからね」
祭「あらそれはごめんなさい」
鞠「うん、でも本名じゃないんだよね」
祭「へぇ〜、じゃあ本名を名乗って貰ってもいいのかしら?」
鞠「う〜ん、でも本編のネタバレになりそうだし」
祭「ならやめておきましょ、ここでのあんたは『さかさま りか』ってことで」
鞠「だからボクは『さかさ まりか』だって!」
――――――――――――――――――――
祭「それではお便りコーナーにいきます」
鞠「イェーイ」
祭「それでは1枚目、ラジオネーム『抹茶ぷりん』さんから」
鞠「レベッカすぁぁぁん!?」
祭「お知り合いかしら? でも抹茶ぷりんってニックネームとしてはありふれてるからわからないわよ」
鞠「それもそうだね」
祭「『デビューした時からマリカきゅんの大ファンです! 公私混同といわれても構わないからデートしたい!』」
鞠「やっぱりレベッカさんだ!! 頼むから公私は分けてください!」
祭「『そんなマリカきゅんに質問です。来週の日曜日、久しぶりに休みがとれたからアリスと3人で遊園地に行きませんか?』とのことです」
鞠「それここで聞くことじゃないですよ!!」
祭「で、答えは?」
鞠「月曜日の朝に日本を経つから、帰りが遅くならなければいいよ」
祭「とのことです。抹茶ぷりんさんはホテルの予約を忘れないようにね」
鞠「いや普通に家に帰りますよぉ!?」
祭「つまり……お持ち帰りというわけね、やるわね」
鞠「もう……勝手にしてください」
祭「では2枚目いきまーす。ラジオネーム『引きこもりのバイク娘』さんから、これクイゾウだわ」
鞠「お知り合い?」
祭「私の同居人、『マリカ君が男の子ってほんとっすか? とても可愛いので信じられないっす、お嬢には是非確認をよろしくしてほしいっす』」
鞠「いやぁ、女装ウィーチューバーとしては嬉しい言葉だなぁ」
祭「でも、ほんとに男の子とは思えないわね、肌もきめ細かくて白いし」
鞠「わっ、ちょっと祭さん、くすぐったいですよ」
祭「うわ、お化粧してないんだ、すごい。髪もサラサラ……クンクン、いい匂い、シャンプーとトリートメントは何使ってるのかしら」
鞠「ふわ、ちょっと、ほんとにくすぐったいから……ひゃんっ、や、やめてくれませんか?」
祭「じゃあそろそろ男の子を確認しちゃおうかしら」
鞠「え? ……あの、なんでボクのスカートに手をかけて……ちょっと待って! それは待って! や、やめて」
祭「鞠華君の男の子をご拝見〜」
鞠「あーーーれーーーー」
――――――――――――――――――――
鞠「しくしく、穢されちゃった」
祭「意外と大きかったわね……男の子である事も確認できたのでそろそろエンディングにはいります」
鞠「もう、お婿にいけない」
祭「大丈夫、その時は私が貰ってあげるわ」
鞠「え? それって……」
祭「うちの会社の広報部でマスコットとしてね! 正社員で月給は25万でどうかしら?」
鞠「少しでもラブロマンスを期待したボクが馬鹿だったよ! でもその提案凄く魅力的なので考えておきます!」
祭「はい、ではほんとに締めさせてもらいます。今日はどうだった?」
鞠「は、はい、疲れました……見られたのアリスちゃん以来だったよ」
祭「まあ、私も、見たのはこないだ帰省してきた裸族のお兄ちゃんのを見た以来だったから」
鞠「大変ですね」
祭「うん……さて、今回はここまで、九重祭と」
鞠「女装ウィーチューバーの逆佐鞠華」
祭「の2人でお送りしました〜、またみてね〜」
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