まな板彼女

 メッメのまな板クッキングを読んだら思いついたので、新たなヒロインを開拓する思いを込めて書きました。


 ――――――――――――――――――――



 俺は巨乳が好きだ。

 突然何を言ってんだこいつ、と思うかもしれない。

 だがもう一度言う。俺は巨乳が好きだ。


 男なら大多数がそうじゃないだろうか。鷲掴みしてめちゃくちゃにいじくり倒したい、ふくよかな胸に挟まれたい、激しく運動するとそれに合わせて揺れ動く胸をみるだけで心の中から邪悪なものが洗い流されていく。


 女性からしたら肩こりやら周りの視線やらで傍迷惑なものでしかないかもしれない。

 それでも俺は巨乳が好きだ。

 たゆんたゆんの……おっぱいが好きだ。









 というわけでまな板の女の子と付き合う事になりました。

 まな板と言っても、貧乳で男みたいな体型とかそういうのではない。


 文字通りまな板なのだ。

 調理で使うあのまな板である。

 合成ゴムで出来ており、透き通る程に色白な肌は男の劣情を催すどころか、不思議と神聖さを与えている。


 俺と彼女との出会いは半年前、曲がり角でぶつかったのがきっかけだ。

 なんてベタなと思うさ。


 お互い急いでて注意が疎かになっていた。おかげで勢いあまって俺は彼女を押し倒してしまった。

 痛む頭を抑えながら起き上がると、右手に不思議な感触を感じた。

 滑らかな抗菌処理された板の感触、もうわかるだろう? そう俺は彼女のおっぱいを鷲掴みしていた。

 彼女は恥ずかしさのあまり取っ手のところを赤く染めながら俺を突き飛ばした。


「この変態!」


 そう叫んだ彼女は大変可愛らしく、またスカートがめくれて中の白い板地が丸見えになっていた。ノーパンである。

 今度は彼女の恥ずかしくて一番敏感なところを見てしまい、激昂した彼女に張り倒されてしまった。


 後に聞いたことだが、まな板に合う下着は無いそうだ。

 つまり常日頃からノーパンでノーブラなのだ。それを聞いた時俺の胸の中で言いようもしれない感情が生まれた。

 変態と罵られても構わない。

 俺は彼女に一目惚れしてしまったのだ。


 巨乳好きの俺がまな板に恋をするなんて思いもしなかった。


 まあそれから紆余曲折あって俺達は晴れて恋人となり、そしてこれから、初めての夜を経験する事になる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます