魔法設定
※いわゆる無駄設定。
※作中でまだ説明していない設定も含まれますが特に理解しなくても大丈夫です。
※読まなくても物語の理解に問題はありません。
〔魔法〕に関して
5つの属性と5つの段階が存在している。
上位段階ほど習得が難しくなおかつ5の段階にある魔法はいずれもが禁呪である。
【魔法】
この世界に存在する理。第三世界違法。
世界と文化を創り上げた基礎。
別称:自己拡大による世界自在法。
魔力と呼ばれる力を用いて、詠唱によって超自然現象を起こす。
【詠唱】
魔法とは自己を体外へと拡大し、体の外の一部を自分のものと認識し変化させることによって発現する。
例えば、自分の掌に火を灯す魔法を使おうとする。
この場合、魔法を使うためのプロセスとしては魂を自分の体から魔力を持ってくみ出し体外へと放出する。
放出した魂を掌の上の大気と混じり合わせ、変化を促すことで発動する。
つまり自分の体の外を自分の体と誤認識することによって起こるエラーが魔法なのである。
この際、自分の魂が大気と混ざり合い自分のものではなくなってしまう可能性がある。
これを防ぐ為に必要なのが詠唱と呼ばれる自己暗示なのである。
ゆえに魔法と詠唱はセットであり、無詠唱で魔法が発現するということはある例外を除いては存在しない。
【魔道5層】
魔法には位が存在しており、その位によって習得や使用の難度が変わる。
それぞれの魔法は1の段階から順に習得する必要があり、1の段階『発』や2の段階『増』を超えて、いきなり3の段階『放』の魔法が扱えたりすることは無い。
禁呪と呼ばれる5の段階『壊』の魔法は、習得自体が困難であり、さらに使用したら最後、術者の命すら奪う禁呪であるとされている。
一.『発』の段階、自身の体にその属性の現象を発現させる。
発現した現象は術者の身から離れるとすぐに消失する。
全ての属性の魔法に置いて、必ず会得する必要がある基本中の基本である。
二.『増』の段階、その身に起こした現象を増幅する。
基本的には『発』の段階と似てはいるが、その現象が与える事が出来る影響のレベルが違う。
『発』の火属性はマッチの火を手に灯す程度であり油などを使わなければモノを燃やす事も困難であるが、『増』の火属性ではその炎だけでモノを燃やす事が出来る。
三.『放』の段階、その身に起こした現象を自分から切り離す。
投擲術とも呼ばれる第三段階。
自分の体に起こした現象を自分の体から離すという術は困難を極め、この段階を習得した者を魔道士と呼ぶ。
四.『遠』の段階、
前三段階は、自らの身に発生させた現象を扱うものであったが、この『遠』では任意の座標に現象を起こす。
プログラムした動作を行う精霊魔法、座標に現象を発言させる座標魔法が存在する。
魔法習得における到達点とされ、この段階を収めたものを天士と呼ぶ。
五.『壊』の段階
上のどれにも当てはまらぬ段階。この段階に値する魔法は全てが禁呪であり、使用自体が術者の命を危機に晒す。
通常、四の段階を会得するためには三の段階の会得を必須とされているが、魔法によってはこの段階には三と四の段階を会得せずに習得する事ができる。
【5つの属性】
『火』
火術。
火、もしくは熱を操る魔法がこの属性となる。
『放』に値する魔法は砲術とも呼ばれる。
戦闘に特化した属性ともいえるだろう。
『水』
水術
液体を操る、もしくは生物を操る魔法がこの属性となる。
最も応用性の高い魔法属性であり、その用途は戦闘から家事まで豊富。
また、細胞を活性化させることで治癒を行う事も出来るため、この属性を扱える者は重宝される。
『風』
風術。
大気を操る。
風を操ることが出来る魔法属性。
『虚』を除けば最も扱いが難しいとされているが、この魔法を会得することによって飛行も可能になるため、この属性の会得を目指すものも多い。
また、第三位まで会得すれば帝国では例外なく厚遇を受ける事が出来る。
『地』
地術。
大地を操る。
土、もしくは身体を操る事が出来る魔法属性。
大地を操る事が
もっとも扱いが容易である属性であるとされており、会得者が最も多い。
第五位には地震を起こすものも存在している為、ある意味、危険も最も高いといえる属性なのかもしれない。
『虚』
原因、起源が不明な属性。
この才を持つのは世界に各種一人だけであり、その才を持つものは、その一人が死ぬまで生まれない。
これを持つ人間は非常に危険な能力者であり、過去その能力ゆえに悲惨な末路を迎えたものが多い。
【古術魔法】
詠唱を唱え終わると同時に発現する魔法。
大きな力を持つ魔法ほど長い詠唱を必要とする。
【継句式】
現在の魔法体系の多くはこれに属する。
古術に比べると多少なり出力が落ちるが、詠唱中に魔法を発現させ、詠唱を追加することで魔法に変化を促すという作用を持つ。
これによって高い汎用性を誇り、応用力の高い詠唱式として流通した。
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