子ども目線だからか、主人公の名前もあってか、なんだか少しレトロな優しさを感じられて、それが読んでいて心地よかったです。車の下に人がいる描写にはちょっとゾッとしましたが、その父がなぜだかナチュラルに受け入れられていく展開にほっと胸をなでおろすことができました。
最初は何かと思いましたが、色々ありつつもみんなが幸せになっていく過程はほのぼのとしていて、読んでいてほっとしました。猫好きってよく遺伝しますよね…