第39話 ゼロセンチから十五センチの距離……(11)

「お前ら離せやー! わしは相田とは!」


 あああ、何で僕はこんな言葉を述べてしまったのかな?


 未だに後悔をしているよ。


 本当にバカな僕だな? と、未だに思っているぐらいだから。


 まあ、この後は担任の先生が来た事で、僕にが行っている暴行も収まった。


 だから僕は席に着いた。すると相田は心配そうな顔をしながら「浩太、大丈夫?」と、僕に優しい言葉を掛けてくれながら。僕の制服に付いた黒板消しの跡や上履きの跡等を慌てて叩いてくれた。





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