第28話 多分お付き合いが始まったのかな? (27)

 ……でもね、僕達二人はあの言葉で十分だったみたいだよ。只お互いが相手の事をちゃんと好きだと確認だけ取れれて、想いが通じ合っていれば、それで満足をしていたみたいだからね。


 まあ、それから僕達二人はお付き合いを始めたよ。元々教室の席の方も隣どうしだった。

 それに今迄僕と相田の二人の席の距離は離れていたけれど。告白の翌日学校に登校して席に座ろうと机を確認してみると──僕と相田の席の距離感がからに変わっていたよ。


 僕は自身の机を見て──再度確認が取れたんだ。相田の僕に対する想いと。昨日から僕達二人は交際……相田彼女は僕の彼女になった。


 まあ、今年を取り考えると?


 本当にあの時の僕は、口だけは一丁前の大人……。


 だが未だ大人の男性になりきれていない幼い子供のままの僕だったと思う?


 そんな幼い僕の彼女モノになったんだと。あの日の見て僕は確認が取れたのだ。





 ◇◇◇◇◇

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