第27話 多分お付き合いが始まったのかな? (26)

 まあ、こんな感じの普通の言葉だったよ。それに相田が僕に対して漏らした自身の想いの言葉の後には、少しばかり二人の時が止まったような気もする?


 ……ん? 何がどう止まったかって?


 う~ん、そうだね?


 その後相田は僕に頬を摺り寄せ甘えてきた記憶があるんだよ。


 まあ、この日を境にね僕と相田の交際は自動的に始まった。


 僕達二人!


 あの時の会話に「じゃ、相田付き逢おうか?」と、僕が相田詩乃彼女に告げて。

「うん、浩太、付き逢おうね!」と、こんなごく当たり前な会話を僕達二人はしていないんだよ。


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