第十四話
茶髪は校舎を周り校舎の裏側にある草木が生い茂った裏庭に走っていった
あそこは長く手入れがされていないらしく腰ほどの高さまで草が伸びている風紀員や生徒会でも草を処理しようと言う話が出ている
そんな草をかき分けながら進む
草が手に擦れ少しくすぐったい
ーーここに逃げるって事は逃げ切りたいんだろうな
ーー道は1本、学校を囲むようにフェンスが取り付けてあり逃げることは無理、万が一よじ登ったとしても音が立つし高いからすぐ発見できる、入口は校舎の左右から回り込むしかない、俺が入ってきたのは左側から
右側に回りこめば出てきた所を捕まえられるがもしこの当たりにいたら俺が回り込んでいる内に左から出てしまう、どうしたものか
耳を済まし注意深く当たりを探りながら
ゆっくりと探索する
カサカサと多少の音を立てながらもゆっくりと進んでいく草が揺れ無視たちが飛び上がるが声はださない
すると急に足元に重みを感じる
倒木か何かの下に足を入れたのかと思い
下を見ると黒い物体が、、、嫌黒い子猫が足に乗っていた
「クロ、なんで学校の敷地n、(ペチペチ)」
ーーそっとしゃがんでクロを抱き抱えて声をかけようとしたら口をぷにぷにした肉球でペチペチされた、静かにしろって?
クロは一ノ瀬が付けた名前でここら辺に住んでいるだろう真っ黒な毛並の野良猫だ
そして俺と一ノ瀬が仲良く?なるきっかけを作ってくれたりしている
学校近くの公園にだいたいいて
よく一ノ瀬ともふもふしに行っている
今は頭をぺちぺちしている、紹介ご苦労って?
ーー今度はは俺の腕をぺちぺちしてきた、
放っせって?
とりあえず地面に下ろすとクロは草木の中に消えていった
ーー本当何考えてるかわからないよなそれより早く探さなければ
「なんだよ!!この猫っ!!」
右側にゆっくりと歩き始める丁度中間に来た時前方から茶髪が走ってきた
ーークロお前、、本当に猫か?
人の思考を読む魔法が使えるとかじゃ無いだろうな、だが
走っていった来たところを手を掴み背負い投げ字面に倒す
「クロ!!よくやった後で猫缶をやろう!!」
「くっそ、お前よくも!!」
マウントポジションで押さえつけているので茶髪は動けない、こっそりとボイスレコーダーで録音し始める、証拠も必要になるかもしれないからな、彼は部長として期待と信頼されている
曲を入れすぎたせいで容量が心配だが数分なら大丈夫だろう
「3年、バスケ部の
茶髪はカメラをだそうとしない
「いいんですか?バスケ部、全国大会でしょ?部長がそんなに事してるってバレたらどうなるか」
「こっ、交渉しよう風紀員」
ーー交渉ねえこの時点で教示に言わないとな
素直に謝って消せば見逃したものを
謝罪する気がないと見た
「交渉だと?で物は?」
ーーとりあえず乗っておく、まあ今の彼に出せるものなど限られているが
「このカメラの中身、全てお前に送ろう」
ーーやっぱり、だが証拠としてはまだ甘い
「それでおれが見逃すとでも?」
「まだ、確認してはいないがお前の幼馴染みや妹の着g「黙れ」
1発顔を殴った
最初からイライラしていたが静香の名前を出された瞬間俺の何かがぷっつりと切れ怜奈の部分で抑えきれなかった怒りを吐き出した
「もう我慢の限界だ!!大人しく謝れば見逃してやったのに、せんぱイ?イチドジゴクヲミテミマスカ?」
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