◉キャラクター紹介

――――――――――――――――――――


 主人公 ハルト


 日本に住む、元ひきこもりニート。

 勇者として召喚されたが、魔法が使えなかったため、勇者を解雇されてしまう。

 だが魔力を使わない特殊な力を見つけ、その力で肥満体だった体と顔を変える。そして異世界という広大な大海原を旅することになった。


 実はEスポーツのプロ並の腕を持つ、FPSゲーマー。そして嗜む程度にサバゲーをしていたため、本物の銃火器を多少は扱える。


 ハルトという名は、この異世界に来てから自分で付けた名前。彼の本名ではない。


『保有クラススキル』==========

 ママ対処能力    【 A 】

 ママへのツッコミ  【 A+】

 ママを実母と認識度 【 無 】

 銃火器練度     【 A+】

 状況分析能力    【 B-】

====================


■特殊能力『現実改変創生能力ワールドオーダー


 魔力を一切使用することなく、この世界になんらかの形で干渉する能力。

 対象の構造や能力、概念さえも解析し、まったく同じものを複製させる。

 魔力がないハルトだが、外部からの強制起動で対象の魔導機能を使うことも可能。

 未だ未知数な部分が多いため、なるべく使用は控えている。



――――――――――――――――――――


 ママ(本名不明)


 ハルトを息子と溺愛する、記憶喪失の女性。まだ若く、豊満かつ妖麗な肢体を持つ。

 喜怒哀楽が激しく、未だに息子(ハルト)の名を覚えようとしない、残念美人。

 接近戦(とくに肉弾戦)において、他の追随を許さないほどの、圧倒的な強さを誇る。

 基本は優しい性格なのだが、息子への独占欲が強い。他の女性が息子に寄り付こうものなら、不機嫌な対応に出たり、ほっぺを膨らませてご機嫌斜めになったりする。

 異世界から来た勇者を嫌っているが、その理由は不明。


『保有クラススキル』==========

 息子への愛      【 AAAAAAAAAAAAAAAAAA+ 】

 接近戦能力      【 EX 】

 人の話を聞かない率  【 ほぼ毎日 】

 社交性        【 D-】

 嗅覚         【 A 】 

====================



■特殊能力 インファイトパワーアシスト


 接近戦において、人外的かつ、無類の強さを誇る彼女。しかし筋力そのものは平均的な女性と大差ない。彼女の強さの源は、外部からのパワーアシストだ。例えるのなら、女性の脳と密接にリンクした、見えず、触れることのできない、魔力の強化外骨格と表現できる。それによって関節の負荷を無くし、あの強靭な力を振るうことができるのだ。


 だが疑問は残る。


 格闘戦術のノウハウはどこで学んだのか? そして接近戦における引き際と駆け引きの良さ。目視で剣筋を見極めるだけの、圧倒的戦闘センス。それらに関しては、この能力だけでは説明がつかない。やはり未だ彼女には、多くの謎が残る。


――――――――――――――――――――


 クロエ


 エルフの少女。金髪碧眼でハイエルフに属する。

 吹き矢を主装備としていたが、ある人物のせいで勇者の力を手にすることに。両腕から魔力によって構成された、片手剣、双剣、弓矢、シールドなどを生み出すことができる。


『保有クラススキル』========== 

 吹き矢        【 A+】

 斥候・スニーキング能力【 A+】

 銃火器取扱い能力   【 B-】

 ママ対処能力     【 D 】

 床上手        【修行中】

====================


■固有スキル 森が彼女を導くスカウトマスター

 森と同化し、溶け込み、誰にも気付かれずに斥候することができる。

 これは特殊能力と言うよりも、彼女が積み重ねた努力の賜物。もともとエルフには、そういった素質があるが、彼女の場合、他のエルフと比較しても抜きん出ている。


■ 亡き勇者の力ルーンオブローグ

 勇者が絶命する際、腕にすべての魔力を収束させた――その蓄積された特殊な魔力と魔導紋を、クロエは移植された。これにより、中・近距離戦において即座に武器を構え、状況に応じて瞬時に変えることができる。

 デメリットとしては、魔力を帯びているため武器が光ることだ。このような目立つ武器は、とくに夜間の斥候において、致命的である。


――――――――――――――――――――


 蒸気男爵 スチームクロウ


 蒸気と共に現れ、蒸気と共に現われる男(本人談)

 ペストマスクにトレンチコート、そして腰に立体機動装置(?)のような機械を腰の後ろに下げている。

 スチームパンクテイストな男で、俯けば顔が隠れてしまうほどの、鍔の大きい帽子を被っている。彼はハルトの行く先々に現れ、彼を窮地から救い出したり、窮地のど真ん中に置き去りにして、逃げちゃったりする。


 医療の知識があり、その腕でママを治療。瀕死の重傷だった彼女を、その手で救った張本人である(でも無免許)


『保有クラススキル』==========

 射撃能力      【 EX 】

 医療        【 A+】

 兵站提供能力    【 EX 】

 騎乗スキル     【 A+】

 ママに嫌われている率【AAA】

====================


■特殊能力 ???

 魔族によって召喚された勇者であり、その力は、他の勇者を圧倒するほどである。

 かと思えば、異世界に放置されていたトラックを勝手に直して使ったり、ハルトに様々な弾薬を提供したりと、謎が多い。兵站をどこから調達してくるのか、一切不明である。


 ガンスミスとしての腕前も一品で、ハルトが使用するDelta AR Top Gun CZ52 RVcustom は、彼オリジナルモデルである。本銃は様々な変更点が加えられ、小口径超高速弾.22TCMを使用するよう再設計された。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る