第六
両親も、弟も、じーちゃんも眠ったのを確かめると、
深夜の十二時に、中学に向かった
まだ、夏はまだ来ない夜は、肌寒ささえ感じる夜の街は、蛍光灯があっても、電柱起きに光っている。
「夜ってこうだったのか。」と思いながら、通学路を歩き、夜の学校へと歩いていた。
学校に着いた時、「あれー?こんなに暗かったっけ?」思わず思ってしまった。
びっくりしながら、職員用の自転車置き場に、行くと、自分の自転車を見つけて、心優は、ホッとして、鍵.を開けて、夜の学校を後にした。
後ろを振り返りながら、のんびり自宅へ走っていると、次に後ろを振り返ると、真っ暗なはずの住宅街が、ピンク色に染まっていた。
心優は、漕ぐのをやめて、そのピンクの色に惹かれて、後戻りをした。
「なんだろう?このピンク?
あ、よく見ると蓮華だ。かわいいー。と、上機嫌なり、田んぼの中に入り、蓮華をいっぱい摘んだ。
そして、蓮華をいっぱい摘んで、満足すると、その田んぼは、また、すーと、夜の住宅街に戻った。
「そうかぁ、今は、田んぼは、れんげがいっぱい咲いてるんだなー。」と、思い出しながら、家路に着いた。
そして、玄関のドアをこそーと開けると、怖いママはいなくて、やっとマイルームにたどり着き、着替えると、ベッドに入った。
蓮華を全部、花瓶に移し、枕元に置くと、満足げに、眠った。
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